【ありがとう。愛してた人 feat. Spontania/Tiara】さよキミから続く歌詞を解説♪

女性の切ない心境を見事に歌い上げるシンガーソングライターのTiara。

恋人との別れを歌ったデビュー曲『さよならをキミに...feat. Spontania』、通称『さよキミ』から約2年。

続編の作品となる『ありがとう。愛してた人 feat. Spontania』を発表しました。

前作の『さよキミ』でも共演した「Spontania」と再び共演を果たした作品でもあります。

歌詞は前を向いて新たに歩こうとする女性と、まだ彼女に未練を残す男性の心境をうまく表現しています。

あの『さよキミ』に続く歌詞とはどんなものなのでしょう。

『さよキミ』の二人はどうなったのか気になるかと思います。

『ありがとう。愛してた人 feat. Spontania』に込められた、切なくも前向きなれる歌詞を解説します。

『ありがとう。愛してた人 feat. Spontania』も『さよキミ』と同じくTiaraとSpontaniaの共作の歌詞です。

女性の想いの詰まった歌詞をTiaraが担当、男性の気持ちをつづった歌詞をSpontaniaが担当しています。

元恋人同士だった二人の想いはすれ違い、女性は失恋を乗り越え、前へと進んでいく内容の歌詞。

そのTiara自身の経験や想いが込められた歌詞は、失恋を経験した女性には共感できる部分が多いです。

どのような歌詞なのか、そして歌詞に込められた想いも詳しく探っていきましょう。

別れた彼氏から深夜にメールが届くところから、この曲は始まっています。

別れてからも彼は都合のいいときに時々メールを送っていたのでしょう。

何を考えてメールを送っているの？

という彼女の気持ちを表してる歌詞ですが、この部分は疑問符になっています。

別れたはずなのに、平気で優しい言葉のメールを送ってくる元カレの行動。

彼女にはもう彼の気持ちがわからないのです。

そして、彼へのいらだちを感じ始めています。

想い出にしたのに私の心をかき乱さないで欲しいと、彼女はいらだっているのです。

元カレからの連絡は、少なからず心が揺らいでしまうものです。

でも、もう彼女にとってこの恋は過去の想い出になろうとしている心境を表しています。

そして、これにつづく歌詞。

「あなたの為にもう涙は流さない」と言い切っています。

失恋して、彼女は彼を想って、たくさん泣いたのでしょう。

この歌詞には、彼女の強がっている部分があるのかもしれません。

でも、もう彼を想って泣かない。

辛い失恋を乗り越え、前を向いて一つ成長しようとしています。

サビでは、惑わせる行動をする彼へのいらだちと、その彼との関係を断つ決意が歌われています。

惑わせる元カレの行動に、少し揺らぐ気持ち。

その揺らぐ女心と忘れて関係を断つと決めた気持ちとが、複雑に入り混じっている。

そんな風に感じさせる歌詞になっています。