楽曲について

HKT48【ロマンティック病】歌詞の意味を解釈!片想いでもポジティブな理由は?ぎこちない想いに迫るの画像

「ロマンティック病」はHKT48の10thシングル「キスは待つしかないのでしょうか?」の収録曲です。

2017年8月2日に発売されたCDはType-A・B・C、そして劇場盤と4つの形態があります。

楽曲はそのうちの劇場盤で聴くことが可能です。

楽曲メンバーは下記の5人。センターは「みくりん」こと田中未久が務めています。

ロマンティック病
田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、松岡はな、矢吹奈子

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/HKT48の楽曲一覧

恋に躍る気持ちを風船にたとえた歌詞が特徴的な楽曲です。

歌詞にはどんな意味が込められているのでしょうか。紐解いてゆきましょう。

恋に落ちる

出会い

ワン・トゥ・スリー
ある日 君にめぐり逢い Fall in love
だけど気持ちは飛び込み厳禁
どうでもいい話をして
未練たっぷりサヨナラ

出典: ロマンティック病/作詞:秋元康 作曲:大橋莉子

1、2、3そんなかけ声で、魔法のように恋に落ちてしまった主人公の様子が描かれます。

出会った瞬間、一目惚れをしてしまったようです。

どきどきと高鳴る胸の鼓動とは裏腹に、主人公は冷静な様子。

すぐにアプローチをしたりはせず、当たり障りのない会話をしてその日は彼女と別れたようです。

本当は彼女のことをもっと知りたいという思いがあったことが歌詞からは窺えます。

そんな気持ちを押さえ込んだのは、焦らずゆっくり親しくなっていこうという考えがあったからでしょう。

次に会った時からが本番。本格的にアプローチをしていく作戦なのですね。

まさかの展開

次に会った時には好きすぎて
目を合わせることもできなかった
ぎこちない しょうもない
ありえない

出典: ロマンティック病/作詞:秋元康 作曲:大橋莉子

再び彼女と会う機会はすぐに訪れました。

ですが、その作戦は失敗に終わってしまったのです。

なんと主人公は緊張のあまりうまく話すことすらできなかった模様。

相手の目を見ることもできず、挙動不審になってしまいました。

まさかこんなはずでは…。

想定外の事態への動揺、驚き呆れる心境が感じられますね。

恋の病

恋をすると
誰もが
いつの間にか それ以前と
人が変わるもんだよ
まるで別人のように
(自分から望んでいるのか?)
ロマンティック病

出典: ロマンティック病/作詞:秋元康 作曲:大橋莉子

誰かと話すときに顔も見られなくなる。

今まで主人公がこのような経験をしたことは1度もなかったのでしょう。

それまでの自分からは想像がつかないほどの変わり様に、恋をによって起こる変化を実感します。

人が変わったような現象に混乱する主人公。

この変化は自ら望んだことなのでしょうか。冷静な判断ができなくなってゆきます。

平静を保っていられずに、感情の高ぶりに左右され、彼女の事を空想する時間が増えてゆく。

そんな恋に落ちたゆえの変化を、歌詞は病に例えているようです。

まさに恋煩いといったところでしょうか。

風船のように

フワリフワリ 浮き上がれ!
現実は忘れよう
悲しみはここに捨てて
心 軽くなって
夢を見ればバラ色
フワリフワリ 浮き上がれ!
ときめきを思い出せ!
この想いが叶わなくても
今の僕は最高だ
ラブバルーン

出典: ロマンティック病/作詞:秋元康 作曲:大橋莉子