RADWIMPSの「尖った曲」はカッコイイ!
RADWIMPSの音楽は、自由自在。
私がRADWIMPSと出会ったのは約10年前、中学生の頃でした。
初めて聴いた曲は「バイ・マイ・サイ」。
英語詞の意味はわからなかったものの、優しい歌声と切ないメロディに心を奪われました。
その後アルバムを買って、一日中歌詞カードを片手にRADWIMPSの曲を聴きまくる日々。
当時の私が感動したのは、作り出す曲の世界観の幅広さでした。
センチメンタルな失恋ソングから爽やかな青春ソング。
そして、過激ともとれる言葉選びをする激情型ロック…。
RADWIMPSが生み出す音楽は、ジャンル分けができないほど自由自在なのです。
これが、彼らがロック界をも飛び越え音楽界で最前線を走り続けている理由なのでしょう。
真骨頂は「カッコイイ」
有心論やふたりごとなど、ロマンチックなラブソングを生み出し人気を博したRADWIMPS。
そして、「前前前世」で知らない人はいないほど大ブレイクしました!
そんな中でも彼らは、「カッコイイ」が詰まった曲も生み出し続けているのです。
激しい曲調で、ボーカル野田洋次郎紡ぎ出す感情的で気迫に満ちた言葉。
思わず頭を振りたくなる「尖ったロック」は、初めて聴いた者の心に衝撃を与えます。
「イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~」に注目

子供達の賑やかな歌声から突如激しいイントロに切り替わる曲。
RADWIMPSの「イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~」。
この曲は英語詞と日本語詞が混ざり合っています。
歪んだギターの音や荒々しいベース、ドラムが奏でるダークなメロディ!
そして野田洋次郎の攻撃的な声がメロディと共鳴し、1つの音楽を構成しているのです。
RADWIMPSの真骨頂に思える「荒っぽい」「激しい」世界観の楽曲。
しかし、どこか「明るさ」や「希望」を孕んでいるようにも感じられる曲調なのです。
「わけのわからない曲」がコンセプト
作詞作曲を手がけた野田洋次郎は、この曲は「聴いたままを感じて欲しい」のだと言っていました。
なんでも、本人たちのコンセプトが「わけのわからない曲」とのこと。
勢いよく作り上げた曲らしく、その勢いから生まれた「カッコイイ」を感じる曲なのでしょう。
歌詞に意味を込めて、というよりは「語感のカッコよさ」「感覚的なノリの良さ」を重視したようです。
「イーディーピー」というワードにも特に意味はなく、自由に考えてくれればいいと語っていました。
そう言われると、自分なりの解釈を繰り広げてみようじゃないかと思ってしまいます!
「イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~」の和訳
1番の歌詞
well i hope you don't mind
cuz nothing's really all right
the Demo's you're doing's
nothing better than mosquitoes
出典: イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~/RADWIMPS 作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
now du-wala-du is what you have to listen to
please be neat and be an E.T
this agitation is a noble invitation
patients never gives me a question to this infernal question
出典: イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~/RADWIMPS 作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎