そして、最後の詞。

ここは野田洋次郎が澄み渡る声から、か細く儚い声で歌い上げる詞です。

自分を突き刺す言葉を胸に秘めて、揺れ動く気持ちを共と共有する。

そうすれば歌詞に何度も登場する偽った「僕の人生」も光を灯すと思った。

という意味に取れます。

そして、「飛んで火にいる夏の君」は自ら命を断つことを表しているように思えるのです。

君が死ぬ時は、僕も一緒に…。

そんな意味なのではないでしょうか。

「イーディーピー」の解釈に、正解は無い

イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~の和訳を見て、皆さんはどんな解釈をするでしょう。

明るく、希望を感じさせるサウンドを織り交ぜながら紡ぎ出される歌詞

そこからは「狂気」すら感じさせます

狂った世界で自分を飾り立てている人間が、自らの人生を終わらせようとしている曲。

というのが私の解釈ですが、全く違うイメージを持った方も多いと思います。

そりゃあ、「わけのわからない曲」なのですから、受け取り方に正解なんて無いのでしょう。

言ってしまえば「よくわからん!でもカッコイイ!」が正解かもしれません。

RADWIMPSが作り出す音楽は、理屈じゃなく人の心を惹きつけるというわけです。

もっとRADWIMPSの「カッコイイ」を感じたいなら

【RADWIMPS/イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~】歌詞の意味を紹介!英語詞を和訳してみた!の画像

RADWIMPSは様々な世界観の曲を生み出し、そのどれもが多くの人に愛される名曲です。

中でも、イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~のような「カッコイイ」が詰め込まれている曲を紹介します。

ハイパーベンチレイション

ニコニコ動画の方ですが、この曲でエヴァのMADも作ってなんかもしてます→http://www.nicovideo.jp/watch/sm27857562 個人的に好きだった翻訳を引用のため、(RAD哲学③さんより)和訳が適切ではないところがありますが何卒ご了承ください。テキストが途中見切れてたりウェードアウトが早...

筆者が心を鷲掴みにされた曲、「ハイパーベンチレイション」。

とにかく「カッコイイ」の一言に尽きる曲です。

鬼気迫るようなギター、軽やかなロールを繰り広げるドラム、影を落とすようなメロディを奏でるベース

そして淡々と、時に力強く歌い上げるボーカル。

その世界観に圧倒されて、もう何百回何千回と聴いた今でも「あぁ、カッコイイ」と思わずにはいられません。

練りに練られた歌詞も必見です。

セツナレンサ

ダウナーなロック、「セツナレンサ」。

サビに向かうに連れてサウンドが激しさを増します。

しかしサビに突入すると一転して優しいメロディ、歌声に変わるのです。

そのギャップに、聴いた後の穏やかな余韻に、きっと心を掴まれるでしょう。

おしゃかしゃま

RADWIMPSの代表曲の1つ、「おしゃかしゃま」。

ハッとする、世界に対する反抗のような歌詞が話題に。

独創的なMVも手伝い、当時私の学校では「おしゃかしゃま」の話題で持ちきりでした!

また、挑戦的なだけでなく、少し希望の見える歌詞で締めるところもこの曲の魅力

歪んだギターのサウンドが耳に残り、何度も聴いてしまう楽曲です。

おわりに

【RADWIMPS/イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~】歌詞の意味を紹介!英語詞を和訳してみた!の画像

「カッコイイ」を叩きつけてくれる「イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~」。

色々な解釈ができて、聞けば聞くほど新たな視点が生まれるかもしれません。

様々な世界観を作り上げ、多くの音楽ファンを魅了し続けているRADWIMPS。

10年ファンを続けていても、新曲を出すたびに更に引き込まれていく底なし沼

彼らは今後、どんな曲を生み出してくれるのか…。

楽しみで仕方ありません!

そんなファンに送りたい記事が下記です。

もっとRADWIMPSの世界に酔いしれてみてください!

RADWIMPSがデビューを果たしたのは2003年。10代だった野田洋次郎が壮大なスケールのラブソングを作っていたことをご存知でしょうか。「愛へ」というシンプルなタイトルが冠された一曲、その歌詞に秘められた愛の意味に迫ります。