そして、最後の詞。
ここは野田洋次郎が澄み渡る声から、か細く儚い声で歌い上げる詞です。
自分を突き刺す言葉を胸に秘めて、揺れ動く気持ちを共と共有する。
そうすれば歌詞に何度も登場する偽った「僕の人生」も光を灯すと思った。
という意味に取れます。
そして、「飛んで火にいる夏の君」は自ら命を断つことを表しているように思えるのです。
君が死ぬ時は、僕も一緒に…。
そんな意味なのではないでしょうか。
「イーディーピー」の解釈に、正解は無い
イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~の和訳を見て、皆さんはどんな解釈をするでしょう。
明るく、希望を感じさせるサウンドを織り交ぜながら紡ぎ出される歌詞。
そこからは「狂気」すら感じさせます。
狂った世界で自分を飾り立てている人間が、自らの人生を終わらせようとしている曲。
というのが私の解釈ですが、全く違うイメージを持った方も多いと思います。
そりゃあ、「わけのわからない曲」なのですから、受け取り方に正解なんて無いのでしょう。
言ってしまえば「よくわからん!でもカッコイイ!」が正解かもしれません。
RADWIMPSが作り出す音楽は、理屈じゃなく人の心を惹きつけるというわけです。
もっとRADWIMPSの「カッコイイ」を感じたいなら
ハイパーベンチレイション
【自作PV】ハイパーベンチレイション/RADWIMPS - YouTube
ニコニコ動画の方ですが、この曲でエヴァのMADも作ってなんかもしてます→http://www.nicovideo.jp/watch/sm27857562 個人的に好きだった翻訳を引用のため、(RAD哲学③さんより)和訳が適切ではないところがありますが何卒ご了承ください。テキストが途中見切れてたりウェードアウトが早...
筆者が心を鷲掴みにされた曲、「ハイパーベンチレイション」。
とにかく「カッコイイ」の一言に尽きる曲です。
鬼気迫るようなギター、軽やかなロールを繰り広げるドラム、影を落とすようなメロディを奏でるベース。
そして淡々と、時に力強く歌い上げるボーカル。
その世界観に圧倒されて、もう何百回何千回と聴いた今でも「あぁ、カッコイイ」と思わずにはいられません。
練りに練られた歌詞も必見です。
セツナレンサ
ダウナーなロック、「セツナレンサ」。
サビに向かうに連れてサウンドが激しさを増します。
しかしサビに突入すると一転して優しいメロディ、歌声に変わるのです。
そのギャップに、聴いた後の穏やかな余韻に、きっと心を掴まれるでしょう。
おしゃかしゃま
RADWIMPSの代表曲の1つ、「おしゃかしゃま」。
ハッとする、世界に対する反抗のような歌詞が話題に。
独創的なMVも手伝い、当時私の学校では「おしゃかしゃま」の話題で持ちきりでした!
また、挑戦的なだけでなく、少し希望の見える歌詞で締めるところもこの曲の魅力。
おわりに
「カッコイイ」を叩きつけてくれる「イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~」。
色々な解釈ができて、聞けば聞くほど新たな視点が生まれるかもしれません。
様々な世界観を作り上げ、多くの音楽ファンを魅了し続けているRADWIMPS。
10年ファンを続けていても、新曲を出すたびに更に引き込まれていく底なし沼。
彼らは今後、どんな曲を生み出してくれるのか…。
楽しみで仕方ありません!
そんなファンに送りたい記事が下記です。
もっとRADWIMPSの世界に酔いしれてみてください!
【愛へ/RADWIMPS】精一杯の感謝を詰め込んだ歌詞の意味に迫る!和訳付き!収録アルバムも紹介♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
RADWIMPSがデビューを果たしたのは2003年。10代だった野田洋次郎が壮大なスケールのラブソングを作っていたことをご存知でしょうか。「愛へ」というシンプルなタイトルが冠された一曲、その歌詞に秘められた愛の意味に迫ります。