ここが幸せポイント!
愛する人がどこにいても
心から笑えますように
少しくらい嫌な事があっても
今日を笑って終えてくれたなら
ただそれだけで
それだけでいい
こっちは心配いらないから
たまに疲れたら帰っておいで
あなたの好きなものを作って
待っているから
出典: ささえる人の歌/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
お腹が満たされていて、しっかり眠れていて、大事な人がいて……こうした時は自分の幸せをしみじみ感じられます。
ただ、自分の幸せだけではなくて、大切な人が幸福な時間を過ごしていますようにと願えたり、大切な人が幸せに生きていることを知れたりするのも、本当に幸せです。
この楽曲であなたが幸せでいることで私自身も幸せでいられます、という気持ちを抱くことができたら、これこそ本当に“幸せを感じる”1曲と言えるかもしれませんね。
また、この歌詞で「あなた」を想う相手は、恋人にでも親にでも友達にでも誰にでも置き換えることができます。
遠く離れていてもどこにいても、あなたのことを想っている…。
まるで手紙のような歌詞だからこそ幅広い世代の人たちに受け入れられているのでしょう。
7位:アップルパイ
7位にランクインした「アップルパイ」は2015年にリリースされた11thシングル「ヒロイン」のカップリングで収録された楽曲です。
アルバムとしては5thアルバム『シャンデリア』に収録されています。
back numberの楽曲には、恋についてコミカルに歌われる作品も多々ありますが、その中で「アップルパイ」はコミカルでありつつほっこりとした幸せを感じます。
ファンには広く知られている楽曲ですが、まだ聴いたことがないという人はぜひここでチェックしてみてください♪
ここが幸せポイント!
甘酸っぱいってどんな味だっけ
君の手は今日も同じ温度
それも悪くないんだそりゃちょっと
寂しい気もするけれど
ああそれよりさっき買ったアップルパイ
出来立てよりちょっと冷めてるけど
それが良いんだ一緒に食べようよ
大丈夫美味しいはず
出典: アップルパイ/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
アップルパイは焼きたての熱々ももちろん美味しいのですが、この歌詞のように“ちょっと冷めてる”方がアップルフィリングとパイが馴染んで美味しいんですよね。
ちょっと時間が経って落ち着いた恋愛の模様をちょっと冷めてるアップルパイに掛けて描いているこの楽曲は、作品と同じように少し落ち着いた恋愛をしている人におすすめ。
最近ちょっとマンネリ?と思いながらも、気の置けない関係になった安心感に幸せを感じてほしいな~と思いますね。
お腹いっぱいの愛に飽きちゃって
秘密主義でクールな奴にでも乱されたいって言うなら
僕だってもうアレをアレするよ
出典: アップルパイ/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
男性の心理は女性が思うよりもはるかに穏やかではないでしょう。
この楽曲もそうですが、back numberの歌詞に出てくる男性はどこか鈍感だったり、それこそ絶滅危惧種くらいの純粋力で憎めないキャラクターが多いです。
また二人の関係性を「冷めたアップルパイ」とユーモアに例えているのが秀逸です。
作詞をしている清水依与吏さんと重ねたり、自分自身と重ねたりできるところも、back numberが支持される理由かもしれませんね。
6位:世田谷ラブストーリー
ここまではシングルに収録された楽曲が中心でしたが、ランキング6位に入った「世田谷ラブストーリー」はシングル作品に収録されていない楽曲です。
「世田谷ラブストーリー」はback numberにとってメジャー3枚目となるアルバム『ラブストーリー』に収録されている楽曲です。
ここが幸せポイント!
今度は君を追いかけて もう今日はここにいなよって
ちゃんと言うからまた 遊びに来てよ
もう終電に間に合うように 送るようなヘマはしない
もうしないからさ
出典: 世田谷ラブストーリー/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
階段上って見渡せば いつもの見慣れた風景で
ついさっきまでこの街に 君がいたのか あぁ 君がいたのか
出典: 世田谷ラブストーリー/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
ここでは歌詞を2節ご紹介しました。
歌詞は片想いの心を描いているので切ないのですが、それでも好きな人に対して“次こそはきっと想いを打ち明けよう”と心に誓える時間ってとても幸せだと思います。
また、片想い中に“好きな人の存在”を切なくもしみじみと感じる時間って、両想いになった後に振り返ればとっても幸せだったな、と感じられると思うのです♪
女性の片想はどの楽曲でも切なく響きますが、back numberの歌詞に登場する男性は同じ片想いでもなんだか不器用なんです。
旧道沿いの居酒屋を出てから僕が無口なのは
今日君を家に誘う その口実を探しているんだよ
出典: 世田谷ラブストーリー/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏