RIP SLYME【Hot Chocolate】歌詞の意味を考察！甘いだけじゃない？味の真意に迫る

銀紙の下に隠していたお互いの心は完全に溶け切ったようです。

主人公はとにかく早くベッドへ行きたくてしょうがないのでしょう。

最後の一行は下ネタの要素がだいぶ強い表現ですので、ご想像にお任せします。

どんどん下ネタの要素が強くなってきますね。

「Nasty」というのは日本語で「性的な」という意味のスラングです。

先ほどまでの大人の駆け引きはなくなり、甘いだけの関係に溺れていっています。

もう二人の関係を止めることはできないでしょう。

この後サビに続き、3番へと移ります。

ここでは女性のコーラスが入り、二人の関係が結ばれたことを彷彿とさせます。

今夜一緒に過ごすことが決まった二人は、ベッドに至るまでの甘いじゃれ合いを楽しんでいるようです。

「Inch by inch」とは日本語で「少しずつ」という意味になります。

少しずつ二人の体が混じり合っていく様子を表しているのだと思います。

RIP SLYME節が全開の詞ですね。

この部分ではベッドの上でのやり取りを描いているのでしょう。

服を脱がせるような描写や、キスをしている音を表わした詞には思わずドキッとしてしまいますね。

こういった刺激的な詞をポップスに落とし込めるのは、流石としかいいようがありません。

この後にサビを挟み、最後の歌詞へと続きます。

この部分はRIP SLYMEのメンバーではなく、コーラスの女性が歌っています。

つまり、この歌詞は女性側の気持ちを描いているのです。

あっけなく終わる関係だったはずなのに、主人公と離れたくないという気持ちが芽生え始めています。

また会いたいけれど、自分からいい出せない乙女心が垣間見える詞です。

離れがたい寂しい気持ちを「苦み」に例えているのが、切なさを感じさせます。

この後の二人はどうなったのでしょう。

あえて聴いている人の想像にまかせる終わり方にしているのだと思います。

【Hot Chocolate】のMVはYouTube上で公開されています。

コラージュを中心として、おとぎ話の世界に迷い込んだような演出が印象的なMVです。

歌詞の中では男女の心が混ざりあっていく様子を表わしていました。

MVでも歌詞のテーマに沿った演出がなされているのにはお気づきでしょうか？

普通の車がチョコレートの街に迷いこむ様子からMVは始まります。

その車は、MVの最後ではすっかり溶けたチョコレートに染まってしまっているのです。

甘いチョコレートに染まってしまうという演出は、男女の心とリンクしていますね。

他にも歌詞とMVの共通点を探してみると、おもしろい発見があるかもしれません。

今回はRIP SLYMEの【Hot Chocolate】の歌詞考察をさせていただきました。

大人の甘さに酔いしれる刺激的な歌詞でしたね。

下ネタが多く含まれているのに、やらしくならないのがRIP SLYMEの歌詞の魅力です。

アップテンポな曲調はドライブにもピッタリだと思います。

ぜひ気分を上げたいときに聴いてみてください。

最後に、OTOKAKE内のRIP SLYMEの記事を紹介させていただきます。

まずは【ブロウ】の歌詞解説記事です。

爽やかな楽曲でもRIP SLYMEの良さを感じることができます。

気分を上げるサウンドと前向きな歌詞で、元気が湧いてくること間違いなしです！

ぜひチェックしてみてください。

もう一つはRIP SLYMEの代名詞である【楽園ベイベー】歌詞解説記事です。

【Hot Chocolate】と歌詞の系統も似ており、かならずハマる楽曲だと思います。

合わせてチェックしてみてください。