狩人の代表曲といったら「あずさ2号」

「あずさ2号」は昭和の大ヒットソング!

狩人「あずさ2号」は今でも乗れるの?!狩人の代表曲を徹底解説!青春に別れを告げる歌詞の本当の意味とはの画像

昭和を代表する大ヒット曲「あずさ2号」。

この曲を歌っていた狩人はこの大ヒットのおかげで一気に知名度を上げました。

青春時代を過ごした彼氏に泣く泣く別れを告げて旅に出る女心を歌ったこの曲。

切ない歌詞に共感する人が続出し、やがて名曲といわれるようになりました。

当時この曲がヒットしすぎて、他のアーティストの楽曲が売れないなんて現象も起こったそうですよ。

今回はそんな大ヒット曲の歌詞を詳しく見ていきましょう!

「あずさ2号」って列車は実在するの?

現在「あずさ2号」という列車は走っていない

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曲のタイトルにもなっている「あずさ2号」という列車。

この列車は実際にあるものなのでしょうか。

結論からいうと、この曲がヒットした当時は実際に「あずさ2号」という列車が走っていました。

「あずさ2号」について調べてみると、以下のような説明が出てきます。

この曲の発表当時、日本国有鉄道(国鉄)在来線の列車愛称の号数は上り・下り列車それぞれに1号から付番されており、この歌で歌われているのは「旅に出ます(中略)信濃路へ」の歌詞からもわかる通り、下り列車の「あずさ2号」である。下りの「あずさ1号」は季節運行の列車だったため、新宿駅から松本・大町市・白馬方面に運行される毎日運行の特急の一番列車は「あずさ2号」だった

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/あずさ2号

ちなみに、現在は「あずさ2号」という列車は走っていません。

「あずさ」は「スーパーあずさ」という名前に変わったそうです。

ただし、2002年に「懐かしの特急あずさ2号」として特別にリバイバル運転が行われたことはあります。

この曲のヒットのおかげで、あずさ(現代だとスーパーあずさ)に興味を持つ人も増えました。

なので、今後ももしかしたらリバイバル運転が行われる可能性はあるかも!?

切ない別れを描いた歌詞を解説!

歌詞に隠された真相を読み解いてみよう!

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それでは、ここからは歌詞の内容に注目していきましょう。

まだ未練があって好きなはずの男性にどうして別れを告げたのか。

なぜ"あなたの知らない人"と旅に出ると決めたのか。

そのような疑問も含めて、この歌詞に隠されている真相を読み解いてみます。

1番の歌詞

歌詞の冒頭に出てくる衝撃の告白

明日私は旅に出ます
あなたの知らないひとと二人で
いつかあなたと行くはずだった
春まだ浅い信濃路へ

出典: あずさ2号/作詞:竜真知子 作曲:都倉俊一

この歌詞の主人公(私)は女性です。

そして「あなた」とは、この女性が今まで付き合っていた彼氏のことを指しています。

歌詞の冒頭から衝撃の一言が飛び出ていますね。

あなたの知らない人(男性)と一緒に旅に行くと告げちゃってます。

彼氏はきっと「あなたの知らない人って誰だよ!」って思ったことでしょう。

彼氏が知らないところで、この女性は別の男性と関係を深めていたということになりますからね。

一緒に旅に行くほどの仲なので、ある程度親密な関係になっていると推測できます。

もしかしたら浮気してたのかも?と読み取ることもできますね。

浮気をするなんてとんでもない女性だ!と思ってしまいます。

でも、後々出てくる歌詞を読んでみると、浮気の原因は彼氏にもあったのかも…。

それについては、後ほど詳しく説明します。

旅の行き先は、以前この女性と彼氏で一緒に行こうと約束していた信濃

そして「春まだ浅い」といっているので、季節は春先であることが分かります。

春といえば、さまざまな環境の変化が起こりやすい時期です。

あらゆる節目となる季節でもあるので、きっとこの女性の中で何かしらの変化があったのでしょう。

本当は彼氏に対して未練がある女性