グレープ時代

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さだまさしの名前を、ご存知ですか?

1974年に第2作目のシングル盤として発表した「精霊流し」が大ヒットした、フォークシンガー・作曲家です。 さだまさしがデビューした当初は、グレープという吉田正美との二人組のユニットを組み、イントロと、ボーカルの後の間奏のヴァイオリンを弾いていた姿は、ご年配の方ならご記憶にあるかもしれません。

その、物悲しいとも聞こえる独特の歌声は、日本のフォークソングの歴史を作ってきた一人として、日本の音楽史に刻まれています。 ここでは、さだまさしのこれまでの作品から、どの曲がオススメか、ベストアルバムの中から抜粋してご紹介していきましょう。

精霊流し

さだまさしをまだご存知ない方なら、まず一番はじめにヒットした「精霊流し」を聞いてみてください。

去年のあなたの思い出が テープレコーダーから流れています

出典: https://twitter.com/anywhereINM/status/895231601759539200

この曲を聞いたことがある方なら、この歌詞のこのフレーズを聞いただけで、メロディが浮かんでくることでしょう。 バイオリンのイントロと間奏が切なげに歌を盛り上げますが、当時、このようなスタイルは珍しかったため、大きなヒットにつながった要因の一つになっているのかもしれません。

無縁坂

年老いた母に対する思いが込められている「無縁坂」は、1975年発売の、グレープの6枚目のシングルです。

東京都文京区湯島四丁目に実際にある坂、無縁坂をテーマに、年をとった母に対する想いを歌った楽曲で、日本テレビのドラマひまわりの詩』の主題歌にも使用されました。

母がまだ若い頃 僕の手をひいて
この坂を登る度 いつもため息をついた
ため息つけば それで済む
後ろだけは見ちゃだめと
笑ってた白い手は とてもやわらかだった

出典: https://twitter.com/NewMusicBot_JP/status/909812260268150784

グレープ解散後

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雨やどり

さだまさしがグレープを解散し、ソロデビューしてから2作目の作品で、1977年にリリースされたシングルです。

雨宿りしていて、そこで出会った男性と恋に落ち、再会し、そして、家族に紹介されてプロポーズにいたるまでの物語をコミカルに歌った曲で、さだまさし自身初のオリコンチャート1位を獲得した作品でもあります。

それはまだ私が神様を信じなかった頃
9月のとある木曜日に雨が降りまして
こんな日に素敵な彼が現れないかと
思ったところへあなたが雨やどり

出典: https://twitter.com/oricon_no1_20th/status/910853838302621696?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fotokake.com%2Feditor%2Fedit%2F2112

案山子(かかし)

1977年に発表したシングルで、雪の中にポツンと立つ案山子に、都会で一人暮らしをする兄弟・妹を、故郷にいる兄が気遣う歌です。

この曲のモチーフは、さだまさしが弟の佐田繁理氏と共に、大分から福岡へ移動する際に、列車から見えた景色の情景だそうです。

元気でいるか 街には慣れたか
友達出来たか
寂しかないか お金はあるか
今度いつ帰る

城跡から見下せば蒼く細い河
橋のたもとに造り酒屋のレンガ煙突
この街を綿菓子に染め抜いた雪が
消えればお前がここを出てから
初めての春

出典: http://www.kasi-time.com/item-15498.html

様々な活動

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