TOKIO「太陽と砂漠のバラ」とは?

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TOKIO「太陽と砂漠のバラ」は、2009年8月に発売された、記念すべき40枚目のシングルす!

作詞、作曲、編曲はこれまでにも何度もTOKIOの楽曲を作ってきた清水昭男さんです。今回で8回目となりました。

32枚目シングル「明日を目指して!」で長瀬智也さんが作詞作曲してから45枚目の「羽田空港の奇跡」まで全て、他アーティストによる提供楽曲です。

中島みゆきさん、甲斐よしひろさん、長渕剛さん、椎名林檎さん、前田亘輝さん、玉置浩二さん、横山剣さん。

本当に錚々たるメンバーです!!

最近だと、長瀬さんを中心に、TOKIO自身で作詞作曲をすることが多い傾向にあります!

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収録アルバム情報

太陽と砂漠のバラはTOKIOの12枚目となるアルバム「17」にのみ収録されています。残念ながらベストアルバム「HEART」には収録されていません。

このベストアルバムはファンによる人気投票で選ばれた楽曲が収録されていますが、この曲が収録されていないのは非常に残念です。

「17」というアルバムタイトルはデビュー17周年、かつこれまで発売した全アルバムを合わせて17枚目のアルバムであることに由来しています。

さらに収録曲も17曲となっています!初回限定版と通常版で収録曲が若干違うのでご注意下さい!

ドラマ「華麗なるスパイ」主題歌

「太陽と砂漠のバラ」は長瀬智也さんが主演を務めるドラマ「華麗なるスパイ」主題歌として起用されています!

ドラマ「受験の神様」の主題歌「本日、未熟者」、ドラマ「歌姫」の主題歌「青春 SEI SYun」、ドラマ「ヤスコとケンジ」の主題歌「雨傘」に続いて4作連続です!

それらのドラマはTOKIOの山口達也さん、長瀬智也さん、松岡昌宏さんが主演を務めています。4作連続とは、本当に見事なものです!!

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長瀬智也さんはドラマの主演で前科13犯の詐欺師である鎧井京介役を務めています。詐欺の腕を知られ、政府の秘密組織にスカウトされます。

報酬として自由を与えてもらう代わりに、テロ組織に忍び込み、スパイとしてテロを止めるべく奮闘するというヒューマンコメディーとなっています!

歌詞解説

8月に発売されたということもあり、夏をイメージさせるような非常に男臭い楽曲です!

背中を押してくれるというよりは、ガツンと喝を入れてもらうような力強さがあります。

あの日描いた砂漠のバラは まだ胸の奥に咲いてる
いつか荒れ果てて行くこの世界に 命の雨を降り注いでみろ

出典: https://twitter.com/kouhaku_wht_bot/status/879194654427668480

喉に詰まる 苦い毒を吐き捨てては
空っぽな瞳に映す 気がかりな未来を
渇ききった心と向き合うその度
燃え尽きそうな自分の中に “何か”を探してた

出典: https://twitter.com/kouhaku_wht_bot/status/886970816839143424

あぁ・・・ 今日もまた錆び付いて 解き放てぬ枷
首に巻き付けたまま 這いずり回っている

出典: https://twitter.com/kouhaku_wht_bot/status/886759500287320065

あの日描いた砂漠のバラを 今胸の奥に咲かせる
暮れる街並と駆け抜けた日々を 記憶に埋め込んで
負け続けてく夢ばかりでは 愛する人さえ守れない
刺さったままの棘まだあるなら 命の汗を降り注いでみろ

出典: https://twitter.com/TOKIO27114474/status/899545680267563008

「砂漠のバラ」というのがどんなに苦しいときでもブレない、自分の理想だと思います。

理想としているこの花になり続けるために、枯らさないように水を上げろ、努力しろ、と歌っています。

努力しなければいけないものの、それよりもブレない芯の強さ、胸の奥に花を咲かせることが大事なのでは無いでしょうか!

また歌詞の中で、苦い毒、錆び付く、枷、棘というような難しい言葉がたくさん出てきます。そこに楽曲の力強さを感じました!

前作シングル「雨傘」と比べる

前作のシングルは、椎名林檎さん作詞作曲の「雨傘」でした。この曲でも「雨」というワードが出てきます。

「太陽と砂漠のバラ」の中では命の源、恵みの雨という表現ですが、「雨傘」の場合は困難、騒音というような表現をされており、全く逆の使われ方がされています!

もちろん、この2枚のシングルの製作者は違うので意図していたわけではないと思いますが、非常に面白いですね。