交わす言葉も日焼けして
島のなまりが可愛い女
並ぶ石垣福木の影で
聞いた島唄忘れられぬ
サーツンダラカヌシャマ マタハーリヌ
竹富島で会いましょう

出典: 竹富島で会いましょう/作詞:BEGIN 作曲:BEGIN

竹富島に降り注ぐ太陽の光に発する言葉さえも日焼けしてしまいそうです。

主人公は島のなまりで話す可愛い女の人と知り合いました。

きっとその女性に島唄を歌って聴かせて貰ったのでしょう。

3行目に出てくる石垣福木とは10~20mになる巨木のこと。

幹がまっすぐ生えて強度があるため風害や塩害に強いということで防風林や屋敷林として使われてきました。

今も多くの福木が残っています。

地元の人に島唄を歌って貰えたとはなんてラッキーなのでしょう。

良い旅の思い出になることは間違いなしです。

胸の中に種をまく

昔大和の今東京
距離は呼び名で変わるもの
年に一度の種取り祭り
種をまきましょう胸の中
サーツンダラカヌシャマ マタハーリヌ
竹富島で会いましょう
サーツンダラカヌシャマ マタハーリヌ

出典: 竹富島で会いましょう/作詞:BEGIN 作曲:BEGIN

昔大和と呼んでいた場所は今は東京という呼び名に変わりました。

物理的な距離は変わっていないのに呼び方一つで遠くに感じます

主人公にとっては昔の呼び名である大和の方が親しさを覚えるのでしょう。

東京と呼ぶとまるで知らない場所のように感じてしまうようです。

竹富島には約600年もの間続いてきた種取り祭りがあります。

国の重要無形民族文化財に指定されているお祭りです。

この時ばかりは竹富島を離れている人たちも里帰りし、島をあげての賑やかさになります。

年に一度、一番盛り上がる時だといえるでしょう。

種取り祭りの時に胸の中に種をまくことについて語っています。

何の種をまくのかは人によって違うでしょう。

歴史あるお祭りを見て何を思うのか…。

人生についてでも良いですし恋愛についてでも良いでしょう。

その心に浮かんだことの種をそっと、胸の中に植えるのです。

そうすればいつか芽を出し、大きな木となってあなたを支えてくれます。

竹富島には昔ながらの風景が今もなお色濃く残っているのです。

訪れると普段は気づかない大切なことを教えてくれるかもしれません。

まとめ

竹富島を巡る主人公

愛しい人にもう一度会えることを期待しつつ、竹富島を巡る主人公です。

まるで旅紀行の様に島の様々な場所が取り上げられています。

そこで見かけた人や触れ合った人が登場しているのです。

主人公の旅の記録を歌にまとめたもの、と表現できるのではないでしょうか。

思い出を写真やビデオに残すのも良いですが、こうやって歌にするというのも素敵なアイデアです。

竹富島の魅力がいっぱい

曲中には島の名所が多数登場しています。

いってみればこの曲は、竹富島のガイドブックです。

登場する場所などを実際に訪れれば島の重要なスポットは網羅できるでしょう。

それだけではありません。

本当に行かなくても聴くだけで雰囲気も感じられることができます。

ですから竹富島の写真を眺めながら聴けば訪れた気分になれること受けあいです。

もちろん実際に遊びに行くのがベストでしょう。

もし忙しくて行かれない場合はこの曲で、雰囲気だけでも浸ってみてはいかがでしょうか。

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