BEAUTIFUL DREAMER
駆け抜けるような、さわやかなツインギターのフレーズから始まるこのナンバー。
メロディも同じくとてもさわやかで、風が吹く中を駆け抜けるかのような雰囲気をまとっています。
それは夢に向かっている人や、やりたいことに突き進む人の様子を表現しているように感じられます。
また歌詞はもちろんのこと、この楽曲の展開もとても面白いものです。
一念発起して進もうとするAメロ、壁にぶつかり悩むBメロ、それを乗り越えてがむしゃらに走り続けるサビ。
演奏やメロディの展開から感じられるストーリー性も楽しめるでしょう。
トキメキは期限付きだから とても壊れやすく脆いものだから
出典: BEAUTIFUL DREAMER/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
第3位
I am xxx
イントロから迫力満点のロックなナンバーです。
その激しさから一転、Aメロに入ると途端にメロディアスな展開になるところもこの楽曲の魅力。
ピアノの旋律が、TERUが奏でる妖艶なメロディラインを美しく彩ってくれます。
しかしサビに入ると雰囲気が一転。メロディアスなボーカルラインを激しいバンドサウンドが支えます。
その対比がとてもカッコいい!
ボーカルの旋律、バンドサウンドそれぞれが違った雰囲気で音を奏でつつ、その融合も楽しめるお得な楽曲です。
こちらの楽曲からはこんな歌詞をご紹介。
千の孤独さえ優しい痛みなのだと伝えて
出典: I am xxx/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
孤独が与える苦しみ、痛み、悲しみ…それらに共通するのは「マイナスの感情である」ということです。
そんな感情が実は真逆の「プラスの感情」であるという、なんとも不思議なフレーズです。
第2位
My Private “Jealousy”
行進曲のように一定のテンポでリズムを刻み続けるバンドサウンド。
そこにゆったり余裕のあるメロディラインが絶妙にマッチしています。
ギターソロではツインギターならでは!2人の音色が存分に楽しめる展開がなされています。
さらにこの曲のおすすめポイントは、なんといってもオーケストラアレンジが追加されたアルバムバージョン。
実はアルバム「GUILTY」には、イントロ部分にアレンジが加わったバージョンが収録されているのです。
この曲が始まることを誰もが予想できないような、映画の一幕のような壮大なオーケストラ。
その音色は次第にこのナンバーのイントロで使われているフレーズに近づいていきます。
そしてそのフレーズが完全に一致した時、境目が一切わからないほど自然にバンドサウンドに切り替わるのです。
その切り替わりがあまりにも見事で、筆者はその部分だけリピートして聞いてしまうほど。
あなたが好きだった場所は 今も変わらずに恋人包んで
左のポケットは繋ぎ合う指先 今はもうあなたはいないね
出典: My Private “Jealousy”/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
この曲のおすすめフレーズです。
大好きだったのに離れてしまった、そんな切ない恋の描写がされています。