存在感を増すONE OK ROCK

2007年のメジャーデビューから10年、大きく成長したONE OK ROCK

2017年の1月には、8枚目のオリジナルアルバムとなる『Ambitions』を日本国内外で発表。

海外版の『Ambitions』はアメリカのビルボードチャート、ハードロックアルバム部門において2位を記録。アメリカ市場でONE OK ROCKが高い人気があることを示しました。

また日本国内においても、国内盤1位、海外盤4位と同時にトップ5以内にチャートイン。

同一作品の国内盤と海外盤が同時に5位以内にチャートインするのは史上初の快挙でした。

大きな存在感を見せるようになってきたONE OK ROCKは、彼らが目標にしてきた通り、世界基準になりつつあると言えるでしょう。

世界的アーティスト、アヴリル・ラヴィーンの参加作品も収録

今回紹介する曲「 Listen」 はこの『Ambitions』に収録されているバラードです。

美しく情緒的な世界が広がる繊細な曲ですが、この曲にはあの世界的アーティスト、アヴリル・ラヴィーンがコラボレーションしています。

ONE OK ROCK「Listen」PVにアヴリルが登場!?その理由とは!?歌詞の意味・和訳も公開の画像

アヴリル・ラヴィーンはアルバムの総売上4000万枚以上を誇る、世界の歌姫。

ロックを基本にしながらもポップなメロディー、パンクのようなギターワークなど、幅広いスタイルを見せるアーティストです。

アパレルブランドをプロデュースしたり、彼女自身も映画に参加するなど多彩な才能をもち、彼女の動向からは目が離せません。

2007年に発売されたシングル「Girlfriend」は世界中で大ヒットを記録、日本でもテレビ番組のテーマソングに起用されるなど、耳にしたことがある方も多いと思います。

2013年の対談がきっかけ!

ONE OK ROCK「Listen」PVにアヴリルが登場!?その理由とは!?歌詞の意味・和訳も公開の画像

ONE OK ROCKとアヴリル・ラヴィーンは、2013年スペースシャワーTV の番組”INTERNATIONAL FLASH”内の企画で対談した経験があります。

ONE OK ROCKの憧れの存在であったアヴリルとの対談で、お互いに好きなアーティストがLinkin Parkであるなど似通っていたことから意気投合、お互いの音楽に興味を持ち親交が生まれたということです。

さらに2016年、今回の『Ambitions』でもフューチャリングしている5 Seconds of Summerの北米ツアーにONE OK ROCKが帯同した際、カナダ公演ででアヴリルと再会していたとのこと。

その時に今回のコラボレーションの話が持ち上がったそうです。

PVにアヴリルが?

この「Listen」のPVは、公式としては作成されていないようです。

しかしYouTubeに、ファンが作成した視聴回数280万回を超えるこの曲のPVのような映像がアップされています。

ONE OK ROCKの「Bedroom Warfer」と、アヴリル・ラヴィーンの「Let Me Go」のPVを編集して作られています。

曲の感じに合った、なかなかいい感じの作品ですので、一度見てみる価値ありだと思います。

ファンが作成したもののようですが、結構な完成度ですね!

「Listen (featuring Avril Lavigne)」の歌詞を和訳&検証

TakaのVarse

You always call me full of regret,
You want me to save you again

出典: Listen/作詞:Taka,Brittain Colin,Long Nick 作曲:Taka,Brittain Colin,Long Nick

和訳

【君はいつだって後悔でいっぱいになって僕に連絡してくるんだね

また僕に守って欲しいんだろう】

不安や後悔を抱えきれなくなったら、頼ってくる”君”。

”僕”を頼る、不安そうな”君”の様子が目に浮かびます。

優しくいつも慰めて、髪をなでて安心させてくれる”僕”。

そんなことを繰り返す”君”に、”僕”は優しく囁きます。

All these years, the days go by
I've seen you fall a million times
Everybody makes mistakes

出典: https://twitter.com/Taeyeonihey/status/912495544936759296

和訳

【もう何年も、月日は過ぎていったけど、

その間、数え切れないほどの君の落ち込む様子を目にしてきた

誰にだって、失敗はあるんだよ】

”僕”が一緒に過ごしてきた年月の中で、”君”は些細な失敗に落ち込んで、傷ついてばかり。

いろんなことで、みんなが失敗を繰り返しながら生きていくのに、”君”はそれに人一倍痛みを感じているようです。

”僕”は、できればもうそんな様子の”君”を見たくないのかもしれません。

アヴリルのVarse