さてランキングを全て発表させて頂きましたが、最後に少しだけ筆者オススメの曲をご紹介。
まず最初に紹介させて頂くのはアルバム『世界観』のラストソング『バンド』。
アルバムリリース当初のインタビューではあちこちで触れられていたこの曲。
尾崎世界観が今のメンバーと、クリープハイプというバンドとして歩き始めた日の事を歌っているそうです。
バンド初期になかなかメンバーに恵まれなかった過去のある尾崎世界観。
彼の今のメンバーに対する深い愛に溢れた1曲となっていますね。
ファンが聞けば彼ら4人の事がもっと好きになる、そんな曲ではないかと思います。
『破花』
続いては2016年に発売されたシングル『破花』。
代々木ゼミナールのCM曲として制作された1曲となっています。
受験生時代に勇気を貰った、という方ももしかしたらいるかもしれませんね。
曲とあわせてぜひチェックして頂きたいのはYouTubeにUPされているPV映像。
この映像の後半はシングルの初回限定盤DVD収録のドキュメンタリーフィルムの一部となっています。
この映像で流れる日常にはメジャーバンド、インディーズバンドという括りは関係ありません。
身体も精神もギリギリのところで日々戦いながら、バンドという生き物を転がし続けている。
この映像を通して、彼らのようなバンドマンという存在の事を皆様に知って頂ければ幸いです。
『ゆっくり行こう』
最後にご紹介するのは、アルバム『泣きたくなるほど嬉しい日々に』のラストソング『ゆっくり行こう』。
実はこの曲にPVが製作されていたのを皆さんはご存知でしたでしょうか?
バイク等で有名なホンダのドキュメントコンテンツのテーマソングとして、この曲を提供した彼ら。
その際に、ホンダとのコラボレーションとしてこの曲のPV映像が製作されたのでした。
映像の舞台は種子島のとある高校。
公共交通機関がほぼないこの島では、多くの高校生は通学にホンダ製のスーパーカブを使うのだそうです。
PVではそんな高校生たちのありふれた日常をどこか切なくも懐かしく切り取った映像が映し出されています。
時々映像に差し込まれる、優しい表情で弾き語りをする尾崎世界観の姿もとても貴重ですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
本日は2020年版のクリープハイプおすすめ人気曲10選をお届け致しました。
バンドサウンドや弾き語りだけでなく、様々な方向性の曲を作り続ける彼ら。
ですが彼らの音楽の芯はいつ何時でも、汚い部分も綺麗な部分も全部含めて。
いつでも人の体温をそこから感じ取ることのできる、人間らしい歌を多くのリスナーに届けたい。
その信念に尽きるのではないかと思います。
これからもまだまだ目が離せません!
おまけ:クリープハイプのオススメ曲を詳しく解説した記事をご紹介!
最後に本記事でご紹介した楽曲について、より詳しく解説した記事をいくつかご紹介致します。
まずは第6位ランクインの『ただ』の解説記事。
男の人が普段はひた隠しにする弱い内面を吐露した歌詞や、バンドの演奏シーンを切り取ったMV。
それらから、クリープハイプというバンドのメッセージを解釈しているのがこちらの記事となっています。
クリープハイプ『ただ』の歌詞の意味とは?PVから解釈&考察をしてみた! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
キャッチーなメロディとハイトーンのボーカル、歌詞の世界観でファンを拡大し続けるクリープハイプ。 そんな彼らの名曲「ただ」に迫っていきたいと思います。
クリープハイプがKANA-BOONの谷口鮪とコラボしたCMソング『陽』の歌詞を紐解く - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
『陽』は、クリープハイプとKANA-BOONのボーカル谷口鮪が、石原さとみをイメージキャラクターとして起用している、東京メトロ「Find my Tokyo〜中野編〜」の、CMソングです。尾崎世界観と谷口鮪がちょこっと出演していることも話題になりました。バンド界注目のコラボレーションソングの歌詞を紐解いてみましょう!
そしてそして、第2位の『ニガツノナミダ』についての解説記事もありました!
ぜひ気になる曲があれば詳しくチェックしてみてくださいね。
クリープハイプ【ニガツノナミダ】歌詞解説!「しばられるな」にしばられてる!?ドキッとする言葉が満載! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
「SoftBank Music Project」バレンタイン編のCM用にクリープハイプが書き下ろした『ニガツノナミダ』。広瀬すずがWi-Fiスポットを求めて雪景色に迷い込むCM、使用された楽曲には実は続きがあるのです。ドキッとする言葉が満載な尾崎世界観らしい歌詞を解説いたします!
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