aikoブレイクのきっかけになった「花火」

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多くのヒット作を持つaiko。ブレイクのきっかけになったのが、デビュー翌年の1999年8月4日に発売されたこの曲です。

発売後、7週目にオリコン週間チャート10位にランクインされたあと、20週もランクインするロングヒットとなりました。

想いを伝えられない女の子の気持ちを表現した歌詞とブルージーなメロディーの取り合わせが、とても印象的。

aikoの魅力である伸びやかでうねるような歌いっぷりが、存分に発揮されています。

「花火」で歌われている「夏の星座」って何座?

夏の星座にぶら下がって…

「花火」の歌詞の中で印象に残っている部分といえば、「サビ」を挙げる人が多いのではないでしょうか。

夏の星座にぶら下がって
上から花火を見下ろして
こんなに好きなんです
仕方ないんです

出典: 花火/作詞:AIKO 作曲:AIKO

やはり代表作の一つである「カブトムシ」の歌詞にも、「琥珀の弓張月」という歌詞が出てきているのですが、この「夏の星座にぶら下がって上から花火を見下ろして」もaikoらしい言い回しですね。

このサビは考えに考えたわけではなく、パッと思い浮かんだとのこと。

そのときのエピソードがあります。

当時多忙だったaikoが毎年友人と観にいっていた地元の花火大会に行けなくなった際、「夏の星座にぶらさがって、上から花火を見下ろせればいいのに」という気持ちを綴っている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/花火_(aikoの曲)

aikoは大阪府出身で、出身高校の近くでは夏に「なにわ淀川花火大会」という有名な花火大会が開かれます。

aikoが友人と出かけていたという花火大会は「なにわ淀川花火大会」のことなのでしょうか?

40歳を超えてなおボーイッシュなaikoですが、とてもロマンチックな感性を持ち合わせているように思えます。

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花火を見下ろしている「夏の星座」が解明された!?

「花火」で主人公がぶら下がって花火を見下ろしている夏の星座とは何座なのか?

2年ほど前、そんな疑問にマジメに取り組んだ人による「aikoがぶらさがっていた可能性の高い夏の星座、低い夏の星座」というツイートが話題になりました。

可能性が高いのは「かんむり座」「さそり座」「りゅう座」で、可能性が低いのは「たて座」とのこと。

個人的にはさそり座を推したいところですが、3つの中ではかんむり座かりゅう座の可能性が高いらしいです。

その知名度から「さそり座推し」の人はかなりいるようですが、「花火大会が開かれている時間帯には、さそり座はまだ低い位置にいる」と冷静に分析した人が登場して、さそり座の可能性は低い模様。

かんむり座なら寝転ぶのにちょうどいいのですが、りゅう座だと「四角い部分に釣り下がると、宙ぶらりんになって花火なんて観てる余裕ないぞ!」とクレームが来そうです。

詳しくは以下のリンクで見ることができます。

さそり座人気高し。

「花火」は恰好の動画素材? 関連動画いろいろ

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YouTubeには「花火」を題材にしたさまざまな動画が投稿されています。

カラオケのオケ部分だけの動画や「歌ってみた」系のほか、オケのドラムベース、ピアノパートをコピーしてアップしている人も。

また、JR西日本の大阪環状線天満駅の出発メロディーにも採用されていることもあり、出発メロディーが入った電車の動画もアップされています。

ちなみに、天満駅は日本三大祭である天神祭が行われる大阪天満宮の最寄り駅。

川の上に花火が上がることでも有名です。

aikoさんが大阪府出身であることと天神祭の花火にちなみ、「花火」が天満駅の発車メロディーに選ばれました。

「花火」ドラムパートのカバー