バイト先での上司や先輩とのあれこれ



ボスがこわい
あー
あー
客がつよい

出典: はたらきたくない/作詞:大澤敦史 作曲:大澤敦史

バイトに行きたくない思いながらもポチ夫は顔を洗って出勤!

朝ごはんをしっかり食べて出勤するポチ夫の姿に、思わずえらい!と拍手したくなります。

 

ここで登場する赤い服の女性は、社長の秘書であり上司の「エイダ」

ホワイトボードを指しながら熱心に語っているのは先輩の「ざむる」。

ゲームのキャラクターもたくさん出演していて、ワクワクします。

 

さて、歌詞にある「ボス」とはいわゆるダンジョンのボスではなく、社長の「ボスデス」のこと。

あまりにも禍々しい気を放っている上に、ビジュアルが厳ついのです。こわいです。

 

そして「客」とはついに現れた「オレ様王子(と、その家臣)」のこと!

このMV内では王子のことを指していますが、現実の世界でもお客さんって色々な意味でつよいものですよね。

そしてここからポチ夫の生活が一変していくのです。

王子に翻弄されるポチ夫

自分のペースを
握られないまま
巻き込まれがち

相手のペースに
乗っかってるうち
大変なことに
なってるなとは思いつつ避けられず
はたらきつかれる

出典: はたらきたくない/作詞:大澤敦史 作曲:大澤敦史

この部分で2人のストーリーがサクッと紹介されています。

「オレが王子になる!」というわがままに付き合わされ、引きずり回される哀れなポチ夫。

そして倒れるポチ夫。バタッと顔から道に倒れると、またもやそこがレインボーロードに!

傷だらけのキャラたち

はたらきつかれたね
はたらきつかれたね
はたらきつかれたね
はたらきつかれたね

出典: はたらきたくない/作詞:大澤敦史 作曲:大澤敦史

そのカラフルな道をかわいいキャラクターたちが駆け抜けていきます。

先程のサビの映像とほぼ変わらないのですが、ウミウシちゃんの持っている旗をよく見てください!

ここがまた凝っている部分でして、「はたらきたくない」から「時給あげろ」に変わっているんです。

倒れるほど働いているポチ夫の叫び!そして必死に働いているアルバイターたちの代弁でもありますよね…。

 

実はよく見てみると、たくさんいるウミウシちゃんたちにも変化があるんです。

1番のサビではニコニコと笑っていたウミウシちゃん。

しかしこの2番のサビでは傷だらけに!絆創膏や眼帯、包帯ぐるぐるのウミウシちゃんまで…!

ポチ夫やウミウシちゃんたちが働いているからこそ、王子やプレイヤーが楽しめているんだよね…!と、なんとも渋い気持ちになります。

ポチ夫の回想

はたらきたくない

出典: はたらきたくない/作詞:大澤敦史 作曲:大澤敦史

間奏部分には、真っ暗な道を下を向いてとぼとぼ歩くポチ夫の回想が入ります。

勇者さまーランドに遊びに来たたくさんの人たちから「HELP!」と呼ばれ、走り回ったり。

ボロボロになりながらサポートしたり、クレームを受けたり。 

上司にガミガミガミガミと怒られたり。

飲みの席で延々と先輩の話を聞いたり。

どちらかというとアップテンポで楽しげな曲なのに、ほろっと涙が出てきそうに…。

 

この回想の後半は王子とのシーンが多くなっていきます。

最初は上手くいっていなかった2人の関係。

共に様々な人々やモンスターと追いつ追われつをしていき同じ時間を過ごす中で、小さな友情が芽生えます。

ポチ夫の辛い回想から、徐々に距離が近付き一緒にご飯を食べたり、励まし合う様子にほっこり。

(ゲームのストーリーの内容を知ってからこのMVを見ると、思わず感動してしまうはず)

「おつかれさま」いうエール

はたらきたくないね
でもはたらいたよね
はたらきたくないね
ゆっくりやすむよね

出典: はたらきたくない/作詞:大澤敦史 作曲:大澤敦史

俯いていたポチ夫の口角が上がり、明るい表情で歩き始める。

3度目のレインボーロード、しかし今までとは違う姿がそこにはあります。

ウミウシちゃんもポチ夫も笑ってる。そして旗には「おつかれさま」の文字。

仕事帰りのポチ夫とモンスターたちの清々しい表情にすっきりしませんか?

「でもはたらいたよね」というこの歌詞

はたらきたくない気持ちを抱えているすべての人へのエールのような歌詞に涙。

茶色のウミウシちゃんは泣いちゃってます。ウミウシちゃんもお疲れさま。

はたらきたくないけど、はたらいたみんな、えらい!自分を褒めてあげましょう。

明日はいい日になるといいな