1st シングル『少女ジャンプ』リリース情報
『少女ジャンプ』は2011年10月19日にリリースされた楽曲です。
軽快なドラム音から始まるこの楽曲、それとは裏腹に恋する乙女の言いたくても恥ずかしくて言えない純情な想いを表現した歌詞が素敵な1曲です。
このバンドは男女ツインボーカルですが、今回の楽曲は女性ボーカル、せんせいがメインで歌っているようです。
せんせいの歌声は明るくポジティブな気持ちになりますが、時折切なさも混じるのでこの楽曲にとてもマッチしていると感じました。
1st アルバム『We are 東京カランコロン』に収録
恋する乙女の意外な一面が見えてくる? MV考察
恋する乙女は実は小悪魔?
MVでは女性が気になる男子を観察し、その人の事を知ろうと男性の行く先々を尾行します。(笑)
完全にストーカーですが、まぁカワイらしいのでいいでしょう。。
そして遂に女性は男性と接触するのですが、男性がいつも持っている『少女ジャンプ』という雑誌を奪い嬉しそうに走り去ります。
これを見て私が最初に思った事は、この女性の目的はもしかして『少女ジャンプ』? です。(笑)
MVの冒頭、女性が気になる男性を見つめるシーンがあるのですが、シーンが変わって男性が手に持っている『少女ジャンプ』の雑誌が映ります。
これは女性が男性を見ていたのではなく、男性が持っている『少女ジャンプ』の雑誌を見ていたという演出かなと思ってしまいました~。
もしそうだったら女性は男性を翻弄する小悪魔的な要素があるなと思いました。。
いや、違いますよね。でもそんな感想を抱かせるこのMVにアーティストの遊び心を感じました。
曲名が『少女ジャンプ』の理由
そう考えると曲名が『少女ジャンプ』というのも面白いですよね。
『少女ジャンプ』というネーミングからして少年漫画ではなく少女漫画の雑誌だと思いますが、それなら女性の読者が多いと思うので女性が雑誌『少女ジャンプ』に興味を持ってもおかしくはありません。
可能性は低いと思いますが女性の目的は雑誌『少女ジャンプ』説もあるかもしれません。
MVの真意
一番可能性が高いのは、女性が男性のことをもっと知りたいのでいつも持っている男性が好きであろう雑誌を見て自分も好きになろうと思い奪った、です。
想いを伝えるのはまだ無理だから、これが彼女の精一杯のアプローチだったのかもしれません。
でも、よーく考えてみると突然持っていた雑誌を奪われると純粋にただビックリしますよね。(笑)
歌詞の魅力に迫る! 歌詞考察
先ほどはMVの映像から感じ取れる部分を考察してきましたが、今回は純粋に歌詞のみの考察となります。
全体的な感想としては恋する乙女の言いたいけど言えない内気で切ない想いが詰まったカワイらしい歌詞となっております。
歌詞中では遂に想いを告げるような文はありませんでしたが、片想い中で切ないけど、好きな人の事を考えていると胸がドキドキして幸せな気持ちになる。
そんなイメージを抱く歌詞でした。
それでは歌詞を区切って一つずつ見ていきましょう!