「Green Flash」の意味を紐解こう

片隅で一人泣くより
人混みの中で泣きなよ
滲む街 溢れる涙
喧噪は君にやさしい

別れの日近づいたことくらい
わかってたはずなのになぜつらい?
本当は好きだったんだろ?
恋だって認めなかった feel low
強がっても心はマル見え
沈んだその声 漏れる love you!
傷ついて そう痛くても ちゃんと強くなる

出典: Green Flash/作詞:秋元康 作曲:Carlos K.

辛くて涙が出そうになったら、自分一人で抱え込むよりも世界と繋がっていようと語り掛けてくれる歌詞から始まります。

ここでいう辛いことというのは、「恋の終わり」。

それもつき合って別れたのではなく、自己完結で終わってしまった恋でしょう。

ただ、作詞の秋元康は、AKB48の現状を連想させるような言葉を歌詞に入れることがあります。

AKB48の卒業者数は2015年39名、2016年で44名、2017年で50名と年々増えています。

もちろん、メンバー自体が増えているので、卒業数も多くなるのですが、前田敦子卒業以降は旅立つことを意識したメンバーに送る卒業ソングとして作られているそうです。

夕暮れが夜に変わる前に
今日のその悲しみは置いて行こう
ほんの少しだけ 遠回りもいいよね
明日いいことあるかもしれない

振り向くと寂しくなるよ
前だけを向いて行けばいい
足跡はやがて消えても
後悔の影は消えない

出典: Green Flash/作詞:秋元康 作曲:Carlos K.

いつか観た古いフランス映画
その中で言っていたそれが
太陽が沈んでく瞬間
最後まで残る緑の光
それを見たらしあわせになれる
何だかいいよね じゃあね miss you!
切なくて ただ逢いたくて ずっと空を見る

出典: Green Flash/作詞:秋元康 作曲:Carlos K.

タイトルにもある「Green Flash」とは、「緑閃光」とも呼ばれる現象で、太陽が沈んだり登ったりする直前の刹那に現れる緑色の光のことなんですね。

曲では、夕暮れから夜にかけてのタイミング。

ここでは、別れに対して、前を見て進むもうと背中を押してくれています。

選んだ道が間違いであれば遠回りだと思えばいいし、やりたいようにやればいいのです。

ただ一つこの”別れ”を後悔してはいけないと歌っているのです。

夕暮れが夜に変わる前に
今日の出来事すべて思い出す
明日持って行くことだけを選ぶんだ
もっとゆっくり 歩いて帰ろう

涙がいっぱい流れるのは心を消毒してるんだ
つらくなるだけの恋のウイルスは洗い流してしまおう
失恋をしたその数だけ 人は誰かと出逢うんだ
その不安に負けないで Just get stronger

出典: Green Flash/作詞:秋元康 作曲:Carlos K.

夕暮れが夜に変わる前に
今日のその悲しみは置いて行こう
ほんの少しだけ 遠回りもいいよね
明日いいことあるかもしれない

もう少し強くなれたら
そうきっと君にも見える
しあわせが君にも見える
Green Flash

出典: Green Flash/作詞:秋元康 作曲:Carlos K.

人生の中で数ある別れ。

淋しいし、切ないし、いろんな思いに駆られるでしょう。

「Green Flash」は、ハワイやグアムでは見ると幸せになれるという伝説があります。

つまり、最後の最後に現れる「Green Flash」のように、いろんな別れを乗り越えたのなら、最後にあなたにもしあわせが訪れると歌っているのではないでしょうか。

まとめ


いかがでしたか?

辛い時には泣いてもいい、でも前を向いて歩いていこうという気持ちが感じ取れる楽曲「Green Flash」。

卒業シーズンにはぴったりの楽曲です!

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