キリンジ【Drifter】と洋楽「○○」の関係が話題！意味深な歌詞を解釈☆YouTube動画も紹介！

兄の堀込高樹と弟の堀込泰行の兄弟で結成されたロックバンド。

1998年、『双子座グラフィティ』をリリースしメジャーデビューを果たします。

「麒麟児」とは、才能が優れていて将来が期待される少年のこと。言い換え表現としては「神童」などが挙げられます。

略されることのない言葉をバンド名にしたい、という兄弟の意向から偶然見つけたこの言葉がバンド名として採用されたのです。

ポップサウンドと独特な詩の世界観が高い人気を誇り、兄弟それぞれに他のアーティストへの楽曲提供を行うなど、作詞家・作曲家としても高い支持を受けました。

しかし2013年、「KIRINJI TOUR 2013」の最終日（2013年4月12日）にメインボーカルでありバンドの中心であった弟・堀込泰行が脱退することを発表し、バンドは一時解散となります。

その後、兄の堀込高樹が中心となりサポートメンバーなどとともにキリンジを再結成。

現在は、自身もソングライターとして活躍するコトリンゴなどを含む、6人組のロックバンドとして活動しています。

2001年7月、8枚目のシングルとしてリリースされた両A面シングルの片割れ。もう一面は「太陽とヴィーナス」です。

キリンジのPVはどれもシンプルな作り。

今回も、薄暗いスタジオで演奏をする兄弟が、控えめな照明で映し出されます。

重ねられた映像も、何気ない風景を切り取った、特に意味の無さそうなものばかり。

それは彼らの、自然体で実直な曲作りそのものを表現しているようにも見えます。

このPVも含め、「TREKKING SONG」「カメレオンガール」「スウィートソウル」他、たくさんのキリンジの名曲を彩った小島淳二監督が手掛けた一本です。

それでは、歌詞からこの楽曲を紐解いていきましょう。

とある楽曲が、重要なキーとして登場します。兄弟にとっても、おそらく大切な1曲だったのでしょう。