2014年夏、関ジャニ∞の「オモイダマ」はこうして生まれました
関ジャニ∞の楽曲、「オモイダマ」は2014年に発表されました。夏の高校生のための野球の祭典、高校野球大会で話題になりました。
テレビで放映された高校野球大会のドキュメンタリー番組、「熱闘甲子園」のテーマソングとしてヒットした楽曲です。
歌詞は全国の高校生から募集。収録にも高校生のプレイヤーが参加
関ジャニ∞の「オモイダマ」は、関ジャニ∞のメンバーも参加した“高校生との夢のプロジェクト”から生まれた楽曲です。
歌詞には高校生から応募のあった6000通のメッセージから選抜された、16コメントを盛り込んでいます。
また、収録にも、オーディションを通過した全国の管楽器プレイヤーの所属する高校生が参加。
30人のメンバーが参加しました。
関ジャニ∞の「オモイダマ」はテレビ番組、熱闘甲子園のテーマ曲
関ジャニ∞の「オモイダマ」は、熱闘甲子園だけでなく、この年の甲子園高校野球大会の中継などにも使われました。
関ジャニ∞の男っぽいコーラスに、アツい高校生による野球大会の熱気のコラボが、多くの視聴者を熱狂させて話題になりましたね。
夏の高校野球ファンには垂涎ものの映像になりました。放映から月日がたった現在でも、高い評価を得ています。
関ジャニ∞のファンにも「オモイダマ」は大人気
ジャニーズのタレントなかでは、バラエティー番組で人気が高い関ジャニ∞。アツい歌唱がファンの間で、大人気です。
また、関ジャニ∞の意外な一面を見たという方もいらっしゃいますね。
高校野球甲子園のテーマソングということで、関ジャニ∞のファンでなくても気に入ってCDを購入した方もいるようですよ。
高校生からのメッセージを盛り込んだ関ジャニ∞の「オモイダマ」の歌詞の意味って
関ジャニ∞の「オモイダマ」の歌詞には、16通の高校生からのメッセージが込められています。
プロの作詞家にはない、粗削りな魅力がありますね。
高校生の野球大会に寄せた、高校生からのメッセージが盛り込まれた「オモイダマ」の歌詞を読んでみましょう。
ここまでは遠かったんだろ
キラリ輝き脚光浴びて
でもここまでは遠かったんだろ
描いてた夢に早く出会いたい
もおすぐたったひとつの場所
出典: オモイダマ/作詞:松原さらり 作曲:南田健吾
歌詞のここまでの、“ここ”とはまさに、甲子園のことですね。数多くの試合に勝ちぬいて、やっと立てる甲子園のグラウンド。
野球部員でなくても、甲子園に立つまでの道の遠さと厳しさを実感している高校生は多いですね。
たったひとつの場所、甲子園に立てた高校球児たちを労うようなメッセージが印象的ですね。
終わりじゃなくて
終わりじゃなくて 伝えられた想いが
ある限り
さあまた歩きだそう
たしかにあの先に待っている 未来へ
出典: オモイダマ/作詞:松原さらり 作曲:南田健吾
高校野球は1度の試合で、次の試合への進退が決まります。高校野球ファンの方の中には、そこにロマンを感じるという方もいらっしゃいます。
しかし、「オモイダマ」の歌詞では“終わりじゃない”と。高校野球は甲子園だけじゃない。甲子園が終わっても野球への夢は持ち続けてほしいというメッセージです。
高校球児たちを日常から身近に見ている、高校生ならではのメッセージですね。