ゆずのシングル「虹」とは?

「虹」はゆず29枚目のシングルです。アルバム「FURUSATO」の先行シングルとして2009年9月に発売されました。

オリコンチャートでは初登場で2位を記録しただけでなく、その後、33週にもわたってチャートにランクインするロングセラーとなりました。

作詞・作曲はリーダー(デュオなのにリーダーとサブリーダーがきちんと決まっているそうです!)を務める北川悠仁。

ストリングス(弦楽器)を起用した荘厳で重厚なサウンドが心にズシンと響く、スケール感溢れるナンバーです。

ゆずのシングル「虹」の検索ランキングは?再生回数&歌詞の意味を探る!の画像

半年以上もの時間をかけて制作

デモバージョンの制作当初から「この曲がゆずの新しい代表曲になるのではないか」という手ごたえを感じ、大切に時間をかけて作り上げたそうです。

その結果、完成までに要した期間は実に半年以上。現在でも、ゆず楽曲の中では2番目に長い期間をかけて制作された一曲となっています。

発売後も人気は継続

「虹」が発売された翌年の2010年2月には、30枚目のシングル「桜会/マイライフ」の発売を記念して、「虹」のデモバージョンがダウンロードできるキャンペーンも実施され、話題となりました。

また、先ほどご紹介したゆずの通算9作目のオリジナルアルバム「FURUSATO」の収録曲ですが、2010年に発売されたPV集DVD「録歌選 虹」や、2012年4月に発売されたベストアルバム「YUZU YOU [2006-2011]」にも収録されています。

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「虹」の検索ワードランキングは?

GoogleやYahoo!JAPANで「ゆず 虹」と検索すると、歌詞」や「コード」「PV」といったキーワード入力候補がズラリ。

現在でも多くの関心を集めていることがうかがえますが、その中に気になるワードが一つありました。

浅田真央さん出演のCMタイアップ曲

それは「CM」というキーワード。「虹」は、日本生命の企業CMで2009年のイメージソングとして起用されていたのです。

フィギュアスケートの浅田真央さん、モーグルスキーの上村愛さん、読売ジャイアンツの松本哲也さん、バレーボールの栗原恵さん。一流アスリートが出演した4つのバージョンがあったの、覚えていませんか?

特に浅田真央さんの「たくさんの支え」編は、小さい頃の浅田さんの映像と「私が飛べるのは、たくさんの人に支えられているから。」という言葉に、フィギュアスケートのファン以外にも多くの方が涙したものです。

気になるPV動画の再生回数は?

YouTubeで「ゆず」と検索すると、「夏色」「カナリア」に次いで3番目に表示されます。

気になる動画の再生回数は、TOY'S FACTORYのYouTube公式サイト「TOY'S FACTORY CHANNEL」にアップされているPVは、60秒にも満たないショート・バージョンにも関わらず100万回近い数字を記録。

「ゆず 虹」の検索結果には、先ほどご紹介した浅田真央さんが出演している日本生命のCMもランクインしており、100万回を超える再生回数となっています。

「虹」の歌詞に秘められた人気の秘密!

つまずいてしまったとき

君の足にからみつくのは何 劣等感?
それとも不調和な日々に芽生えた違和感?
空虚な空 気が付けばほらうつむいて
一人ぼっちになってたいつかの帰り道

出典: 虹/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

こんなフレーズから始まる「虹」。

ちょっとした失敗、ちょっとした失恋。そんな時、自分だけが取り残されてしまったような気持ちになってしまい、自分の周りで笑っている人をついつい疎ましく感じて自己嫌悪に陥るようなこともありますよね。

でも、そんなことは誰にでも起こりうるもの。隣で笑っている人にだって、悲しみや不安はある。みんなそれにどう向き合いかを模索している・・・そう続いていきます。

そしてサビに入る前に、とても印象的な言葉が出てきます。