BiSH【ZENSHiN ZENREi】歌詞の意味を考察！何を届けたい？甘えが許されない理由を深読み

BiSHは女の子6人で結成されている「楽器を持たないパンクバンド」です。

テレビ朝日のアメトーークでは「BiSHドハマり芸人」という企画が放送されました。

同業者からも多くの人気を集めているということが分かります。

類を見ない彼女たちのパフォーマンスは1度ハマると抜け出せない沼のようです。

“飛ぶ鳥を落とす勢い”とはまさに彼女たちの人気ぶりのことを指すのでしょう。

そんなBiSHの新曲【ZENSHiN ZENREi】は2021年4月8日に配信リリースがスタート。

メンバーのアイナ・ジ・エンドが「原点回帰」と語る1曲です。

軽快なメロディーと前向きな歌詞はリスナーに元気を与えてくれるでしょう。

【ZENSHiN ZENREi】はフジテレビ系ドラマ「レンアイ漫画家」のオープニングテーマに起用されました。

 恋愛をやめ、孤独に漫画を描き続ける男性役を鈴木亮平さん。

いつもダメ男に引っかかってしまう恋愛下手な女性役を吉岡里帆さんが演じました。

2人はひょんなことから出会い、一つ屋根の下共同生活を送ることとなります。

最初は目を合わせばお互いに噛みつき合い喧嘩になってしまっていました。

しかし一緒に居ると素でいられる心地よさに気付き、徐々に惹かれ合っていくのです。

お互いに自分の気持ちに気付いてからというもの、恋愛下手な2人はなかなか発展しません。

近付いてもすれ違い離れて行ってしまうのです。

【ZENSHiN ZENREi】はそんな2人へ活を入れ、勇気をくれる歌詞になっています。

「好きな人は全力で追いかけ手を掴んだら離してはダメ！」と背中を押してくれるのです。

あなたにはいま好きな人がいるとしましょう。

一緒に居ると心地よくて、飾らない自分でいることができます。

この人を逃してしまえばこんな出会いは一生ないかもと思う程惹かれているのです。

こんなに人を「好き」だと思ったのは生まれて初めてかもしれません。

相手がどう思うか、結果はどうあれこの気持ちを伝えたい。

伝えないときっと一生後悔してしまうだろうと思うのです。

しかし“ダメ元”で挑むとしても、想いを伝えるということは物凄い勇気が必要なこと。

そんなあなたをBiSHは【ZENSHiN ZENREi】で応援してくれます。

鋭い歌詞がチキンな心を大きく突き動かしてくれるのです。

聴くと元気になり「後悔しないように生きよう」と思わせてくれるでしょう。

好きな人が出来たら全力でぶつかっていかなきゃ勿体ない。

鋭い歌詞に込められた愛の喝を深読みしていきます。

好きな人が出来たら自分から仕掛けていかないと何も始まりません。

まずは自分の存在を知ってもらうことから始めます。

知らない人から突然言い寄られたら相手は恐怖以外の何でもありません。

自分を知り相手を知っていくことで少しずつ距離が縮まっていくでしょう。

しかしここで満足してしまってはダメなのです。

「相手が自分を好きになってくれたら」という妄想だけでは現実は何も進展しません。

相手から動いてくれるのを待つなんて論外だという喝が読み取れるでしょう。

自分の気持ちを素直に口にすることは簡単なことではありません。

ましてや好きな人に気持ちを伝えるとなると色んな感情が邪魔をするものです。

気持ちを伝えて振られたら、もうこんな風に一緒にいられなくなってしまうかもしれない。

そう思うとなかなか勇気が出ないもの。

このままの関係でもいいかなと諦めてしまうこともあるでしょう。

それではこの関係はずっと進展しないままです。

もたもたしていたらあなたは他の人のところへ行ってしまうかもしれません。