イチオシ曲は「Time after time ~花舞う街で~」

ファンの間でもっとも人気が高いのは「Time after time ~花舞う街で~」ではないでしょうか。

2003年3月にリリースされた15thシングル映画『名探偵コナン 迷宮の十字路』の主題歌でした。映画自体もコナンファンの間ではかなり評価が高く、主題歌と合わせて人気です。

「Time after time ~花舞う街で~」は曲調が切ないメロディで胸に響くのですが、なんといっても歌詞が秀逸です!

倉木麻衣は京都の大学生でした。通学中に舞い散る桜をみてこの曲を作ったとインタビューで話しています。歌詞には「花御堂」と「薄氷」という春の季語が使われていて、京都の学生街に舞い散る桜をうまく表現しています。

とくに「薄氷」は春浅い時期に薄く張った氷のことで、凛とした美しい春のはじまりを予感させてくれる美しい言葉です。

映画のストーリーは工藤新一と毛利蘭が月明かりの下で一瞬の再会を果たす場面があり、歌い出しの「もしも君に巡り逢えたら 二度と君の手を話さない」という歌詞が、2人が「君の手」を離してしてしまった今を悔やんでいることが読み取れて、もどかしくもあり、切ないような、胸をぎゅっと掴まれるような、そんな気持ちになります。

映画野中にも美しい桜の映像がいくつも出てきます。

合わせてこの映画のDVDもおすすめです!

倉木麻衣のライブが素晴らしい!コナン主題歌・切ない恋歌披露でどこの会場も毎公演大盛況!の画像

まとめ

これまであげた曲以外にも「風のららら」倉木麻衣人気曲投票ランキングでは、いつも上位に入っています。この曲はテレビアニメのほうのオープニングテーマでした。

ギネスの認定証を受け取った倉木麻衣は、認定証贈呈式のスピーチで「歌い始めた当時は高校生で、学校に通いながら音楽活動をしていたので、すごく大変だった時期にコナンからたくさん勇気をもらい、支えられました」と振り返りました。

まさにコナンとともに歩んできて17年間です。ライブでもこれら21曲なしのセットリストはあり得ないでしょうし、これからも22曲23曲と増えていくことでしょう。

登場人物たちの心情にリンクした歌詞がすばらしい楽曲の数々を一度ライブで体験してみてはいかがでしょうか。

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