Yogee New Waves、積極的に活動中!

2018年になってから、ロックバンドYogee New Wavesが活動を積極的に行っています。

Yogee New Wavesは2014年4月にシングル「Climax Night e.p」を初めてリリースしました。

しかし、その後のリリースは、シングルが2015年12月の「Sunset Town e.p」のみです。

アルバムも2014年9月の「PARAISO」と2017年5月の「WAVES」だけで、決して多作とは言えません。

特に、2016年にはYogee New Wavesは1枚もシングルを発売しませんでした。

ですが、2018年になってからは既に3種のシングルをリリースし、ポカリスウェットともタイアップするなど、積極的に活動しています!

今回取り上げるYogee New Wavesの作品は、2018年3枚目・通算5枚目のシングル「Summer of Love」です。

Yogee New Waves【Summer of Love】MVを解説!野外ならではの"音"がイイの画像

「Summer of Love」はどのような曲か

10月リリースなのに「Summer of Love」?やや奇妙な感じがしますね。

それもそのはず、「Summer of Love」は2018年の夏フェスでYogee New Wavesが数多く演奏した曲だからです。

どんな曲なのか、言葉で説明するよりも実際に聴いていただいたほうが良いですよね。

そこで、「Summer of Love」のMVをご紹介しましょう。

Yogee New Waves【Summer of Love】MVを解説!野外ならではの"音"がイイの画像

「Summer of Love」のMVを視聴しよう

早速ご覧ください。Yogee New Wavesが歌う「Summer of Love」のMVです!

風景を主体とするMV

MVが始まってまず印象に残るのが、さまざまな「風景」が描かれていることですね。

最初は、波が打ち寄せる朝焼け時の海辺で始まり、原っぱ、タイヤの跡が残る道などが表示されます。

夜のサービスエリアらしい場所で、古い車にもたれかかるYogee New Wavesの4人。

そして彼らは、ゆっくりと歩き始めます。どこに行くかは、おそらく彼ら自身もわかっていないのでしょう。

ロードムービー風の演出がなんともニクイですね。

車を走らせ、トンネルで風船人形と遊んだり……不思議な雰囲気です。

Yogee New Waves【Summer of Love】MVを解説!野外ならではの"音"がイイの画像

やはり屋外のシーンがメイン

しかし、やはり一番印象的なのは、Yogee New Wavesが屋外で演奏するシーンです。

草木が揺れる原っぱで、夕日を浴びながら歌うYogee New Waves……。

今はスタジオでのレコーディングが主流ですし、コンピューターでデジタル処理するのも常識です。

ですが、音楽は本来アコースティックで、野外で生きる喜びを表現するものだったのではないでしょうか?

素朴ながらも美しい、彼らのスタンスが感じられる場面ですね。

そしてこの後、さらに印象に残る演出が施されています。

MVが野外で撮影された理由とは?

Yogee New Wavesが演奏していると、風が吹いて髪を揺らします。

風の音もそのまま録音されていることが、さらに臨場感を高めていますね。

そして、注目すべきシーンがやってきます!

徐々にメロディがフェイドアウトしていき、無音になります。そして、風の音が聞こえるのみ。

楽器から離れたYogee New Wavesは、キャッチボールで遊び始めました。

ボールを見失ってしまったのでしょうか?しゃがみこんで、草むらの中を探っていますよ。

そして見付けたのは……あの風船人形でした。

旅は続く

カカシのようにも見えるこの人形、どのような意味があるのでしょう。子供の頃の人形遊びを思い起こさせます。

その後も、Yogee New Wavesは人形と一緒に旅を続けます。町並みを見下ろせる丘へ、そして夜の町へ……。

海辺を車で走り、夜の原っぱで演奏し……「未知との遭遇」!?までしてしまいます。

そして、トンネルを車で走る場面で、「Summer of Love」のMVは終了です。

Yogee New Waves【Summer of Love】MVを解説!野外ならではの"音"がイイの画像

小林光大監督が撮影