ネットから生まれたアーティスト、米津玄師

米津玄師は、2013年にメジャーデビューを果たしたシンガーソングライターです。

彼の特徴は文学的でミステリアスな表現の歌詞と、そこに組み合わせるスピード感のあるサウンド

活動4年とは思えないほどの、独創性のある表現力を披露してくれます。

米津玄師の音楽は出身地徳島を離れ、大阪の美術専門学校に通いながら行っていたバンド活動からスタートしています。

それをきっかけに『ハチ』名義で、自身が制作した楽曲ニコニコ動画などに投稿。

特にハチ名義で配信した『パンダヒーロー』や『マトリョシカ』は、現在でも再生数を伸ばすほどの爆発的なヒットを呼びます。

米津玄師のイラストが秀逸

楽曲同様に注目を浴びているのが、米津玄師独特の感性で描くイラストです。

繊細な曲線と淡い色合いを重ねたイラストは、米津玄師の楽曲と共に高い表現力を証明しています。

このため米津玄師は自身が手掛けるシングルアルバムのイラストを手掛けたり、時にはビデオグラファーなども務める多才さを見せています。

待望のアルバムリリース!

独創性の高い楽曲で一際異彩を放っている米津玄師は、実に2年1カ月ぶりにニューアルバムのリリースを予定しています。

米津玄師自身、苦しみ抜いて生み出したこれまでのアルバムの中でも傑作ではないかと言わしめるアルバム

その名も『BOOTLEG』の、収録曲を始めとした情報をまとめていきます。

アルバム『BOOTLEG』で伝えたいもの


2013年より、メジャーの舞台で切磋琢磨してきた米津玄師。

アマチュア時代にはネットの世界で活躍し、多くの反響を得た彼はこれまで自身の理想とするものを掲げて、常に独自の路線をひた走ってきました。

しかしメジャーでの活躍でさまざまな人間と関わり、音楽制作を重ねることである種の心境の変化が生まれてきたのだとか。

ニューアルバム『BOOTLEG』を制作するにあたって、自分が最も「美しい」と感じるものを伝えたかったと米津玄師も語っています。

 

気になる収録曲は?

米津玄師のニューアルバム「BOOTLEG」がリリース決定!シングル4曲のほか、あの映画主題歌も収録!の画像

ニューアルバム『BOOTLEG』の収録曲は全部で14曲で、5枚目シングル『LOSER/ナンバーナイン』、6枚目シングル『orion』、7枚目シングル『ピースサイン』を収録。

そして久しぶりのハチ名義の楽曲『猿の惑星』を盛り込んでいます。

同楽曲はハチ時代に多用していたVOCALOID『初音ミク』を活用した一曲で、アマチュア時代よりも洗練したナンバーを披露しています。

そこに2017年のワンマンライブにて披露した楽曲をプラスし、濃密な14曲構成となっています。

 収録曲は以下の通りです。

1. 飛燕
2. LOSER
3. ピースサイン
4. 砂の惑星 [ + 初音ミク ]
5. orion
6. かいじゅうのマーチ
7. Moonlight
8. 春雷
9. fogbound [ + ?]
10. ナンバーナイン
11. 爱丽丝
12. Nighthawks
13. 打上花火
14. 灰色と青 [ + ?]

出典: https://www.amazon.co.jp/BOOTLEG-%E7%B1%B3%E6%B4%A5-%E7%8E%84%E5%B8%AB/dp/B0756GPDSX/ref=sr_1_6?ie=UTF8&qid=1507277510&sr=8-6&keywords=%E7%B1%B3%E6%B4%A5%E7%8E%84%E5%B8%AB

アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』主題歌も収録

ニューアルバム『BOOTLEG』では3曲のシングル以外にも『打上花火』を収録し、合計4曲のシングルが詰め込まれています。

そこで、アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌に選ばれた、『打上花火』を少しだけ深堀していきます。

DAOKOとのコラボレーション楽曲『打上花火』