SMAP23thシングル「SHAKE」
SMAP×小森田実が初のコラボ
88年のデビュー以来、アイドル界のトップを走り続けてきたSMAP。2016年に惜しまれつつも解散することになりましたが、未だにその人気は不滅。特にアップテンポな楽曲が多かった90年代にリリースした楽曲は軒並みカラオケでも人気を博しています。
その中でも特に人気があるのが96年の11月にリリースされた23thシングルの「SHAKE」。この年から放送が始まったSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」のテーマソングになったのを始め、大人気を博しました。
96年はSMAPにとって大きな変化があった年として知られています。と言うのも、長年SMAPのメンバーとして活躍していた森且行がこの年を最後にオートレーサーへの転向を表明してメンバーから脱退し、5人体制になりました。
前作「青いイナズマ」に続く5人体制での2回目のシングルはとにかくアップテンポなリズムが特徴的。その曲調を作っていたのは今回がSMAPに初の楽曲提供となった小森田実でした。
小森田実ってどんな人?
「SHAKE」の作曲を担当したのは、小森田実。もともとは村上啓介らと小森田実&ALPHAというグループで音楽界にデビューしていましたが、作曲家としても適性を発揮し、松田聖子や南野陽子から、後年には嵐やジャニーズjrなどのアイドル達の楽曲の作曲を担当していました。
その小森田実が初めてSMAPと組んだのがこの「SHAKE」。ちなみに後に小森田実がSMAPの作曲をした歌には「らいおんハート」「ダイナマイト」「たいせつ」「BANG!BANG!バカンス!」などのヒット曲がズラリ。まさにSMAPの楽曲にはなくてはならない人物だと言えるでしょう。
「SMAP×SMAP」2代目テーマソングに
アップテンポな「SHAKE」はリリースと同時にSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」のテーマソングに。この番組は96年の4月からフジテレビ系のバラエティ番組として放送が始まり、2016年の解散まで約20年9ヵ月にもわたって放送されたというフジテレビの長寿番組として知られています。
番組の内容はSMAPメンバーがゲストに料理をふるまう「ビストロSMAP」を始め、クイズコーナーやダンスや歌で魅せるコーナーなどファンには垂涎のものばかり。そんなSMAPの冠番組のイメージに合うテーマソングとしてこの「SHAKE」が起用されました。
番組後半になると生演奏での熱唱やゲストのミュージシャンとのコラボで歌を歌うなど、ここでしか見られないコラボが見られることも番組が長く続いた理由の一つとして挙げられます。
さっそく歌詞をチェック!
Aメロってどんな感じ?
今日も会わない?って君の電話
僕も今そう思っていた
テレパシーみたいで嬉しい
出典: https://twitter.com/x_p8r/status/876347616853803009
恋人から「会いたい」という連絡が。いつだって大好きな人から連絡をもらえば嬉しいものですよね。そしてこのカップルが愛し合っているのがよくわかるのが「僕も今そう思っていた」というところ。まさに以心伝心、テレパシーのようですね。
ちなみにカラオケでこの歌を歌う時は「テレパシー」の部分をあえて「テレパシ」で切るとスムーズに歌えるようになります。
明日は休みだ 仕事もない
早起きなんか しなくてもいい
君と昼まで眠れそう
出典: https://twitter.com/Naka19720818/status/918606029067239424
お休みの日、愛する恋人とともにお昼まで一緒にいられることを喜び、こうした歌詞に。幸せそうな日常が感じられますね。
ではではBメロは?
続いてはBメロ。