Aメロ
このままバックれよう
出典: Kissing Pt.2/作詞:CREAM 作曲:CREAM
サビが終わり、間奏なしでAメロに入ります。
Aメロの歌詞から分かるように恋人同士の2人が主人公です。
「このままバックれよう」と歌詞にあるので、つまらないパーティーから抜け出すのでしょうか?
その歌詞と同時に2人の手が映し出されます。
男性が青色で女性が赤色ですね。
男性が下から女性の手をつなごうとしているのがポイントです。
ビヨンセとJay-Z
エスコートするgentlmenとlady
まるでビヨンセとJay-Z
出典: Kissing Pt.2/作詞:CREAM 作曲:CREAM
セレブ2人の逃避行?
2人でパーティーから抜け出す様子が描かれています。
自分たちをビヨンセとJay-Zに例える所が、さすがはCREAMですね!!
ご存知だと思いますがビヨンセとJazy-Zは夫婦です。
そしてビヨンセとJay-Zのイラストがネオンになっていますが、よく似ていますね。
ライム(韻)が本格的!!
Don't worry bout it 2人なら平気
We on the high way 踏まないブレーキ
出典: Kissing Pt.2/作詞:CREAM 作曲:CREAM
0:39からはStaxx Tの土壇場です。
「it」と「平気」、「way」と「ブレーキ」。
ライム(韻)を踏んだ歌詞が、流れるように出てきます。
ビヨンセとJay-Zを気どった2人が、車でどこかへ向かうのでしょう。
車はもちろんアメ車です!!
それが2人には一番似合いますね。
そしていうまでもなく舞台は夜です。
Bメロ
0:44からBメロが始まりますが、こちらもアイディア満載です。
「男」と「女」をトイレのマークで表したり、「PARTY」の文字と同時にシャンパンが出てきたりしています。
0:54では、レモンをさしたグラスが出てきます。
レモンの色を黄色にするのではなくオレンジ色にしています。
グラスは水色です。
このあたりも目に優しい、ユーザビリティを考えた配色になっていますね。
0:57あたりからは、Aメロで出てきた男女の手がまた映し出されます。
おそらくこれは『Kissing Pt.2』のモチーフになっているのでしょう。
フォントにも注目!!
BメロPart2
1:03からはBメロの続きになりますが、ここではBメロPart2と呼ぼうと思います。
このMVの凝っている所は、造形や配色ばかりではありません。
フォント(文字の形)も素晴らしいんです。
時にはゴシック体で小さく書かれていたり、時には明朝体で大きく書かれていたり。
まるでグラフィックデザインのようですね。
一見無造作に配されているかと思いきや、そこには絶妙なデザイン性を感じさせます。
唇も多く登場するので、こちらもモチーフといえそうですね!!
ここでも大瀧詠一のアルバムに出てくるようなカップルが登場します。
大瀧詠一は、アメリカのポップスや文化を日本に紹介したパイオニアです。
言い換えれば「日本人から見たアメリカらしさ」を日本に紹介した人です。
そしてこの曲では「日本人から見たアメリカらしさ」といったものが、多く登場していると感じます。