安田レイ「Tweedia」とは?
「Tweedia」は2015年7月15日に発売された、安田レイの6枚目のシングルです。
2015年7月18日に全国公開した『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神 フーパ』主題歌としても話題になった本作。
歌詞にはどんな意味が込められているのでしょうか?
まずは、MVをチェックしていきたいと思います。
「Tweedia」MVで安田レイは花の精に?!テーマは...?!
「ありがとう隣にいてくれて」という歌出の通り、おそらく感謝の言葉ともに花束が手渡されるシーン幾度となく映るMV。
そんなカットとは異なる真っ白な空間でかすみ草の髪飾りをつけ、背景と同じく真っ白な衣装で歌う安田レイさんは、まるで女神のようですね。
きっと、感謝とともに渡される花束の花の精という設定なのではないでしょうか。
人にお礼を言うことは日常的にあると思いますが、お礼とともに花束を渡す時というのは、卒業式や結婚式、送別会など、同時に別れも伴うことが多いですよね。
そして、その花束には、これから頑張りますという意味や、お元気でなど感謝とともに様々な感情が込められているのでしょう。
この安田レイさんの「Tweedia」はそんな花束に乗せられるような感謝の想いと前向きな気持ちを象徴している。
だから、その花束の象徴として、この曲を歌う安田レイさんは花の精のような格好をしているのでしょう。
CDジャケットも同じ衣装で、優しくも神々しい印象になっていますね。
MVの最初に映る、小さな青い花は何を意味しているの?
さて、ここまではMVの中でも衣装に注目してきましたが、MVの最初に映る小さな青い花が気になったという方もいるのではないでしょうか?
ジャケットの安田レイさんが座っている場所もよく見ると同じ青い花をモチーフにしていますね。
上のポケモンバージョンのCDジャケットでもフーパが青い花を舞い散らせており、それをサトシとピカチュウが笑顔で見ています。
この花は何なのでしょうか。
小さな青い花は曲名の「Tweedia」だった!
実は「Tweedia」とは日本ではブルースターという愛称で知られている花の英語名なんです。
正式な日本名はルリトウワタで、上のツイートにも書かれていますが、花言葉は「信じあう心」。
冒険の中で生まれた仲間との絆や、出会いと別れを繰り返しながらも心は繋がっている友やライバルたちとのドラマが描かれるポケモン作品にぴったりの花言葉ですね。
また、幸福な愛という花言葉もあることから、日本では結婚式を飾る花としても人気の花です。
永遠の愛を誓うとともに、今まで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを伝える場でもある結婚式はこの曲のイメージとも重なりますね。
曲のタイトルの意味がわかったところで、次は歌詞の解釈をし、さらに本作の魅力に迫っていきましょう。
安田レイ「Tweedia」の歌詞を解釈!
ここからは「Tweedia」の歌詞をピックアップして解釈していきます。
卒業式や、結婚式にも良さそうな、大切な人への感謝の想いを伝える歌詞に注目ですよ。
孤独の闇の中、幸せを見失った自分を救ってくれたのは「あなた」だった
あの時の あの瞬間 息なんてできないくらい
ひとりきり暗闇で佇んでた
幸せを探すたび 迷っては見失い
いつからか止まることを忘れていた
「どうしたの?」あなたの声がしたの。
やっと見つけられた本当の「i」
出典: Tweedia/作詞:Kenji Tamai・Akiko.N 作曲:Kenji Tamai・Masahiro Tobinai
人生の中で、どうしようもなく沈んだ時期や迷った時期を経験した人は多くいるのではないでしょうか。
そんな時に支えてくれた人や救ってくれた人への感謝の気持ちは伝え尽くせないもの。
この曲の主人公も、幸せを求めて立ち止まることも忘れ、いつしか周りが見えなくなってしまっていた中、「あなた」という人の声に救われたのでしょう。
そして、本当の「 i 」を見つけられたと歌詞では表現されていますが、きっと本当の愛という意味と、本当の自分という意味があるのでしょうね。