曲の冒頭に流れるこの歌詞、心に響きますよね。

最初のこの2行の歌詞だけですでに湘南乃風の魅力に捕まった気がします。

共に進む仲間への想い

ライバル 共に始めたこのライフ
仲間競い合い 目指した夢の舞台
真っさらなフィールドに捨て身のダイブ
信じる明日の為 研ぎ澄ますナイフ

切磋琢磨 まさにサバイバル
後悔のない人生を謳歌したい
力み過ぎずに 息継ぎの日々
その中で気付く 共にいる意味を

出典: ライバル/作詞:湘南乃風作曲:湘南乃風

ライバルってどんな存在でしょうか?

だいたい同じ頃に野球を始めた人でしょうか?

時に励まし合い、競い合いながらお互いを成長させていく、ライバルは野球を上達させるうえでは欠かせない存在ですよね。

後悔したくないと一生懸命がむしゃらにやってきた。

いつか叶えたい夢のため、時には集中し、どう動くべきか全神経を研ぎ澄ませて決断した。

そしてまたある時には、無我夢中、捨て身で戦ってきた。

そんな日々の中である日ふと気が付きます。

ライバルの存在のお陰で、「負けたくない」と思ったからこそこれまで頑張ってこれたこと。

そして、自分もまた相手のライバルとなってお互いを支え合っていたこと。

それに気が付いた時、ライバルは本当の仲間になるのでしょう。

ライバルへの嫉妬

最近頭角あらわす仲間に嫉妬
ジっとしていられず早朝グランドに行くと
そいつは一人黙々と走ってた

きっとこのままじゃ一生追いつけない
そんな自分が情けなくてしょうがない
嫉妬してる暇なんてない
やるっきゃねぇあいつの百倍

出典: ライバル/作詞:湘南乃風作曲:湘南乃風

必死に、がむしゃらに練習をしている時には気が付かなかった。

試合のレギュラーメンバーの発表、監督からの言葉・・・何かをきっかけに思い知らされる、ライバルは自分の1歩先に進んでいた

心に芽生える複雑な感情。

嫉妬、焦り・・・そんなものに振り回されている場合じゃない、と自分に言い聞かせる。

もっと努力しないと、そう思って抜け駆けしようと早朝にグランドに出てみれば、ライバルはすでに練習を始めていた。

こんな状況になったら、驚きと恥ずかしさで顔が真っ赤になりそうですよね。

嫉妬していた相手はもっと早く自分よりもたくさん努力していたんだと見せつけられる瞬間、足元から崩れ落ちそうなショックを感じることでしょう。

しかし、その想いを振り切って、ライバルに追いつきたければ、いや、勝ちたければライバルの百倍練習しなければいけない。

「ライバル」の歌詞はそんなメッセージを高校球児に伝えることで「頑張れ!」と応援しているのだと思います。

勝ちたい・・・

俺等ぜってぇぜってぇぜってぇ勝つ
グランドスタンド一丸となる
でっけぇでっけぇでっけぇ仲間の声
聞こえてるぜ
俺等ぜってぇぜってぇぜってぇ勝つ
不安と期待 共に背負って立つ
でっけぇでっけぇでっけぇ壁を今ブチ破れ

出典: ライバル/作詞:湘南乃風作曲:湘南乃風

何度も繰り返される「ぜってぇ」の言葉に勝利への執着が感じられます。

レギュラーに選ばれグラウンドに立っている球児たち、その顔には選ばれた誇らしさとプレッシャー、勝利への期待と敗北への不安・・・複雑な感情が入り乱れていることでしょう。

それでもグランドスタンド一体となった「でっけぇ」声援に背中を押され、不安やプレッシャーを跳ね除け、勝利だけを見つめて突き進む球児たちの姿は私たちに勇気をくれます。

最後まで諦めなかったことへの誇り

燃えろ 燃えろ 燃え尽きるまで
諦めなかった夢
泣いても笑って
これがお前と戦う 最後の夏

出典: ライバル/作詞:湘南乃風作曲:湘南乃風

曲の終わりを告げる最後の歌詞もまた心に響く言葉です。

結果がどうであれ、燃え尽きるまで頑張ったら、人は満足して次のステージへと進んでゆけ

この歌詞はそういうことを伝えたいのではないでしょうか?

「ライバル」のMVの最後の場面に映る球児たちは、すべての結果を受け止めたかのように晴れやかな笑顔を浮かべています。

湘南乃風のこれから

2018年全国ツアー開催決定!

いかがでしたか?

湘南乃風の、高校球児たちの友情をテーマにした応援ソング「ライバル」について紹介いたしました。

野球の好きな人も、そうでない人も、どんな人の心にもグッとくる歌詞だったのではないでしょうか?

2018年湘南乃風メジャーでデビューしてから15周年を迎えました。

15周年を記念して全国ツアーの開催が決定しています。

湘南乃風の魅力をもっと知りたいという方はぜひ、熱いメッセージが聴ける楽曲や、気分アゲアゲの楽曲を楽しみに、こちらのツアーに参戦してみてはいかがでしょうか?

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