「帰ってこいよ」の歌詞について読み解いてきました。
この歌の中ではタイトルになった「帰ってこいよ」が何度も繰り返されています。
叫ぶように歌われるこの言葉。
そこには、主人公から彼女への深い愛が込められています。
自分は知らない都会で一人生きる彼女。
都会は華やかで楽しいことも多いところですが、一方でみんなが仮住まいのようなところです。
直ぐに受け入れてくれる代わりに、深く関わることはない。
元気で若いうちはそれも都会の良さと感じられます。
しかし、人生に何かしら躓いた時には、親身になって助けてくれる人はいません。
彼女がつらくなった時、帰れる場所。
それはやはり主人公の待つ故郷なのです。
「帰ってこいよ」という渾身の叫びは、彼女の帰る場所を示すこと。
帰れる場所がここにあることを彼女に伝えるため。
彼女が二度とここに帰らずとも、いつの日かそれは彼女の支えになるはずです。
主人公の懐の深さと男性の深い愛を感じる歌です。
北国の男のカッコよさをもっと聞きたい。
そんな方にはこちらもお勧めです。
【北島三郎/風雪ながれ旅】聴いたことない人に教えたい!北国を巡る男の生き様がかっこいい歌詞を解釈! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
北島三郎の名曲「風雪ながれ旅」を知っているでしょうか?実在の人物をモデルに北国の厳しい冬を一人さすらう男の姿を描いた「風雪ながれ旅」の歌詞を紹介します。現代では考えづらい世界観と、それでも変わらぬ人情の世界を味わってみましょう。
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね