【snow drop/L'Arc～en～Ciel】CMには藤原喜明が出演？！PV&歌詞をチェック！

今回ご紹介する曲「snow drop」は、1998年にL'Arc～en～Cielの13枚目のシングルとしてリリース。

この年のL'Arc～en～Cielは怒涛のリリースラッシュを行い、当時はかなりの話題となりました。

まず1月には「winter fall」。この曲は初めてL'Arc～en～Cielがオリコン週間シングルチャート1位を獲得した曲です。

作曲したkenは、夏のイメージでこの曲を作ったそうですが、hydeはこの曲に冬を感じ、冬を感じさせる歌詞内容となったそうです。

今回ご紹介する「snow drop」と並んで、L'Arc～en～Cielを代表する冬ソングとなっています。

そして3月には「DIVE TO BLUE」。この作品も「winter fall」に続いてオリコン週間シングルチャート1位を記録。

tetsuyaが作曲しましたが、この曲が売れなければおかしい、と思うほどの自信を持っていたそうです。ちなみにこの曲のPVでは、tetsuyaの女装姿を見ることができます。

続いて7月。この時は、なんとシングル3作品を同日にリリースするという、驚きの3作同時リリースが行われました。

まず1曲目は「HONEY」。L'Arc～en～Ciel最大の売り上げを記録した曲であり、L'Arc～en～Cielといえばこの曲、というほどの代表曲となっています。

L'Arc～en～Cielが第49回NHK紅白歌合戦に初出場した際には、この「HONEY」が披露されました。

2曲目は、「花葬」。揺れるサビのメロディ、死をイメージさせる歌詞などL'Arc～en～Cielの世界観が色濃く反映された曲で、ファンの人気も高い曲です。

ライヴでは、たまにアコースティックバージョンが披露されることもあるようです。

そして3曲目は「浸食 〜lose control〜」。ダークな曲調、激しい変拍子と、およそ売れ線と呼ばれるタイプの曲ではありませんでしたが、オリコン週間シングルチャート初登場3位を記録。

如何にこの頃の、L'Arc〜en〜Cielが勢いに乗っていたかがよくわかりますね。

「浸食 〜lose control〜」は、『インデペンデンス・デイ』や『デイ・アフター・トゥモロー』などで知られるローランド・エメリッヒ監督の映画『GODZILLA』で、曲の一部が使用されました。

そして10月にはシングル2週連続リリースが行われました。

1週目は今回ご紹介する「snow drop」。

tetsuyaがアニメ、『フランダースの犬』を観て感動し、この曲を作ったそうです。

その話をtetsuyaから聞いたhydeも、『フランダースの犬』を鑑賞し、やはり感動して泣きながら作詞した、という逸話があります。

そしてその1週間後には「forbidden lover」をリリース。この曲が1998年の最後のシングルリリース曲となりました。

シングルだけで7作品、2月にアルバム『HEART』をリリースしているので、計8作品ということになりますね。

1998年の音楽界は、まさにL'Arc～en～Ciel一色といってもいい、そんな印象さえありました。

7月の「HONEY」「花葬」「浸食 〜lose control〜」の3作同時リリースと、10月の「snow drop」「forbidden lover」の2週連続リリース時のCMにはプロレスラーの藤原喜明が出演しています。

カール・ゴッチやアントニオ猪木に師事し、”関節技の鬼”や”藤原組長”と呼ばれている強面のプロレスラーとL'Arc〜en〜Cielの組み合わせ、なんだかとても不思議な感じがしますね。

「snow drop」のPVは、メンバーが冷凍保存されるところから始まります。

来るべき時を待って、解凍されるようプログラムされるメンバーたち。目覚めたそこは、核戦争が終わった後、”核の冬”が過ぎ去ろうとしている頃。

そしてメンバーたちの演奏によって、世界は色を取り戻し、命が輝きだす、そういうストーリーになっています。

残念なことに、L'Arc〜en〜CielのPVは、現在はYouTubeでは公開されていません。

YouTubeではないですが視聴できるサイトがあったので、こちらからご覧ください。

ライヴ画像もご紹介しておきますね。

ではここからは、歌詞を見ていきましょう。