君には聞こえないように呟くいつまでも消えないでと

出典: 51%/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞

冒頭の歌詞では、男性はこのようにこっそりと彼女に想いを寄せています。

「付き合っているんだから直接告げればいいのに」

こう思ってしまいますが、“言葉に出せばその重みは消えてしまう”。

前回の恋愛で男性はそう学んでしまったのですね。

だから心の中だけで「どこにも行かないで」と願っているのでしょう。

前の彼女は去っていったのか?

前作「君の好きなうた」の歌詞で、前の彼女が一方的に去ったような表現があります。

<まだ好きだったのに、やり直せたかもしれないのに。

それでも彼女は去ってしまった。消えてしまった>

その痛手は今回の恋にも響いています。

真剣な恋愛は決してテクニックではありません。

この男性は、前回の恋愛に学んだことは多いかもしれません。

ですがとにかく「前回のように言葉にして表すことはしない」と決意しています。

おそらく恋愛が終わることへの恐れから、身動きが取りづらくなっているのでしょう。

言葉を弄することで余計に終わりを早める恋だってある筈です。

彼は慎重になっているのですね。

まとめ・「51%」繊細な男性の恋物語

この「51%」、ラブソングではありますがどこか寂しい

「もし別れ話になったら自分はどうするか?」

男性側にそんな不安があることを思わせる歌詞です。

つまり、別れが訪れることを前提に歌詞が作られている…?

「前回の恋(=「君の好きなうた」)のように今回もまた終わってしまうかも」

きっとこの男性は、前回の恋では言葉の限りを尽くしたに違いありません。

しかしそれでも、その恋は終わってしまったのでしょう。

今回こそはそんな終わらせ方をしたくない…。

恋はいつも思いがけない事情で終わります。

 <今度こそ、今度こそ>

誰もがそう決意するのになぜか恋は終わります。

不思議ですね。

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