走り出したインディーズバンドの挑戦

タワーレコード限定シングルとしてリリース!

KOTORI【RED】歌詞の意味を徹底解説!一体何が「RED」なの?ノスタルジックな気分になる名曲の画像

2014年の結成から、メンバーの変遷を乗り越えながらも活動を続ける『KOTORI』

19歳』でプチブレイクを果たした彼らの次のステップとして、タワレコ限定シングルがリリースされました。

3連作となったそのタワレコ限定シングルの第2弾こそが、今回ご紹介する楽曲【RED】となっています。

第1弾シングル『YELLOW』、第3弾シングル『GREEN』。

それらと比べ、今回のシリーズに収録された楽曲の中では数少ないスローテンポな本曲。

だからこそ、楽曲後半のアップテンポな怒涛の展開には思わず心を掴まれることでしょう。

【RED】の収録音源は?

やっぱりシングルで押さえたいよね!

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本楽曲【RED】が収録されている音源は現在2種類。

リアルタイムで音源を購入した!という方はやはりシングルで持っている方が多いことでしょう。

第1弾『YELLOW』、第3弾『GREEN』と併せて購入したファンも多いのではないでしょうか。

ワンコインシングルとして発売された限定盤の為、今ではリリース価格より少し値段が高騰しているようです。

お得なリリース価格ながら、収録曲は【RED】を始めとした4曲。

彼らの楽曲でも人気『トーキョーナイトダイブ』ライブ音源も収録されたシングルとなっています。

3連続シングル全部乗せ!アルバムで聞くのが断然お得!

これからKOTORIをいろいろ聞きたい!という方にはアルバムでの視聴がお勧め。

なぜなら、3連続シングルに収録されたリード曲1995』【RED】、そしてEVERGREEN』

2nd mini album『CLEAR』であれば、この3曲が全て網羅できるようになっているからです。

素朴なメンバー4人の演奏シーンが話題を呼んだ楽曲『オリオン』もこのアルバムに収録されています。

彼らの人気曲の中から、まずは自分の好きそうな楽曲を見つけるのも楽しみの1つかもしれませんね。

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ボーカル横山の故郷、宮崎を想う歌

さて、それでは早速ここから【RED】の歌詞について見ていきましょう。

ボーカル横山優也はこの楽曲で一体何を歌っているのでしょうか?

都会の喧騒の中で目に入ったものは…

忘れたくない ことばかりが増えたな
ここへ来て 良かったなって思うよ
泣きそうになるくらい 真っ赤な夕日を見たよ
ここじゃなきゃ 見られない気がするよ

出典: RED/作詞:横山優也 作曲:横山優也

この曲に登場するのは、故郷を出て都会で暮らし始めた人々。

住み慣れた街を離れて都会にやってきた人々には、それぞれ必ずここに来た理由があります。

憧れた人を追いかける為。

自分の夢を叶える為。

叶えたい夢を見つける為。

目の回るような忙しさの中でなんとか夢にしがみ付きながら、都会の喧騒の中で毎日を生きています。

苦しいことや悲しいことの中で、時々ほんの少し芽生える嬉しい、楽しい瞬間。

その中で慣れない土地だった都会でも、ここでしか得られない景色が増えていくことでしょう。

その景色は、都会にいたからこそ見える景色。

この景色を見る為に自分はここにきてよかったと、そう思える時間が増えてゆくのです。

気がつけばもう 今年も終わりそうだな
夕暮れの匂い なんだか懐かしくて

出典: RED/作詞:横山優也 作曲:横山優也

忙しい日々の中、1年などあっという間に過ぎていきます。

年の瀬が近づく度に思い出すのは、故郷で過ごした懐かしい年の瀬の日々の事。

少しずつ、けれど確実に記憶の中から遠くなっていく懐かしい景色。

そんな中でも1つだけ変わらないのは、沈んでゆく夕日の赤さだけ。

忙しい日々の中でふと目に飛び込んできた赤い夕日。

どれだけ時が経っても、昔とは違う場所に立っていても。

夕日の赤さや夕暮れの空気の匂いは、故郷で感じたものと変わらないのです。