BiSH【リズム】歌詞の意味を独自解釈！瞳を凝らすと何が見えた？はみだしたリズムの正体に迫る！

クライマックスになります。

基本的にはリフレインなのですが細かく歌詞を変えているのです。

僕は君への想いを実際には届けられません。

最初から最後までこの点では一貫しています。

しかし歌い出しのトーンとは大分印象が違うのです。

君が失望の淵に落ち込んだような印象があったのが歌い出しでした。

しかし先ほどご紹介したとおりに僕が主体性を持って一歩先へ向かいます。

そうするとどうでしょうか。

最後の言葉は見えたという希望を感じさせるものです。

何が見えたのかを考えるとやはり本当の君の姿だという解釈が浮かびます。

如何せんまだまだ君との関係は好転していません。

しかし僕がスマホで完結するような関係から一歩踏み出せば状況は変わるのです。

僕は瞳を大きく啓いて本当の君を発見した気になります。

こうした生きている鼓動を感じようという思いこそが「リズム」というタイトルに象徴されているのでしょう。

僕は歌い出しよりも遥かに逞しく成長しています。

心のもやもやをつぶやいているだけの少年はすでにいません。

僕はこの先の人生で君を奪い返すために必死の努力をすると思わせてくれます。

熱く生まれ変わった僕はあらゆる物事に主体的に取り組めるはずだと思えるのです。

スマホ時代に相互理解で苦しんでいるようなリスナーも勇気を獲られるでしょう。

「リズム」

それはボーッとしていたら掴めないものです。

大切なことは自分からビートに乗ることでしょう。

さらにいえば自分のリズムを生み出してゆくことが大事です。

歌詞の中の僕は「リズム」の中で生きるためのビートを刻むことを覚えました。

BiSHそのものの在り方がこうした歌詞の世界観と見事にマッチしています。

彼女たちの快進撃をこの先も見ていきたいと思わせてくれる楽曲が「リズム」です。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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