「フルカラープログラム」について
収録CD
「フルカラープログラム」は、2008年1月16日に発売されたユニゾンのインディーズ期2作目となるミニアルバム『流星前夜』に収録されている曲です。
また、10周年記念のベストアルバム『DUGOUT ACCIDENT』ではこの曲のリレコーディング版が収録されています。
このミニアルバムには他にも「水と雨について」や「Mr.アンディ」、「流星行路」といった、ユニゾンのインディーズ期の名曲が収録されています。
初期のユニゾンを知りたいのなら必ず抑えておきたい1枚です。
初期の名曲
ユニゾンの活動開始は2004年。
このミニアルバムが発売されたのが2008年と、結成から4年という若さで「フルカラープログラム」は作られました。
初期でありながらも、今のユニゾンにも引けを取らない質の高いメロディーには脱帽です。
現在ではライブでの演奏の機会は減ってしまいましたが、初期からのファンにとっては、ライブで始まったら一瞬でテンションMAXになること間違いなしの1曲です。
ライブでの演奏の際には・・・
ライブで「フルカラープログラム」が演奏される際には、ボーカル斎藤宏介のアカペラによってラストのサビを歌い上げます。
一時期この演出はなくなっていたのですが(噂ではアカペラ部分で大合唱する人が多かったから?)、最近またやり始めたみたいです。
それまでのバンド演奏による爽やかなメロディーがピタッと止み、静寂に包まれた会場を斎藤宏介の歌声が静かに鳴り響く瞬間は、見るものすべてを圧倒します。
ライブで演奏された際には、そんな演出があるかどうかも見どころですね。
初期のユニゾン
現在との音楽性の違い
「オリオンをなぞる」や「リニアブルーを聴きながら」のような、アニメタイアップからユニゾンを知ったという人は、最近のユニゾンしか知らないという方もいるのではないでしょうか。
最近のユニゾンの音楽は、非常にポップで耳に馴染むキャッチーなメロディーが特徴的だと思います。
しかし初期のユニゾンは少々違います。
現在と比べると、少々癖のあるメロディーや歌詞が印象に残ります。
やはりどのバンドも初期の荒々しさという物があるのですね。
「フルカラープログラム」についていえば、初期の中でも今のユニゾンらしいキャッチーさを感じますが、例えば「水と雨について」や「流星行路」といった『流星前夜』に収録されている他の曲は、ユニゾンの初期の荒々しさを感じることが出来る曲であると思います。
そんな初期のユニゾンも、最近のファンに是非聴いていただきたいです。
歌詞
一部からは歌詞が意味不明なバンドとして知られているユニゾン。
確かに歌詞の意味は簡単に理解するのは難しいです。
しかし、そんな意味不明さを持ちながらも、何となく良いな~と感じるのが彼らの曲の良いところ。
詳しく見ていきましょう。
1番
1万年前から置き去りにした願いが
今、東京ジャングルの空の下 もう一度
それだってのに相も変わらずあなたは
「否、なんてことはない、愛と勇気だけが友達」
花畑 上の空 白昼夢の存在を
解き明かすまでは眠れません
出典: https://twitter.com/aiganaiusagibot/status/816786536721039361
「東京ジャングルの空の下」とあるので、上京してきた人物の心情を描いているのでしょうか。
「否、なんてことはない、愛と勇気だけが友達」というフレーズは、完全にアンパンマンのフレーズですね。(笑)
わが道を突き進むタイプだった人が上京してきて、東京ジャングルの中でも相変わらず「愛と勇気だけが友達だ」と言って尖ったままでいるということでしょうか。
若いバンドマンみたいに尖った人物ですね。
そうだ
涙キラキラ西の空に光る
モノクロでは説明できない変幻自在のキャッチボールを
どうせなら、この際なら 虹を作ってみよう
そしたら誰も文句なんかつけらんないから
言えなかったバイバイを優しさで
そっと包んでみましょう
出典: https://twitter.com/USGandTBCl_Bot/status/920932692903936000