人生の主役は誰?
思い通りじゃなくても…
密かに期待しちゃいないかい?
思い通りにいきやしないぜ?
やるせないね
それでも主役は誰だ?
お前だろ
輝けるんだ、いつだって思いのままに
出典: Flash!!!/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta
舞台は地球、登場人物は全員!
世の中すべての日常を映画やドラマにたとえると、自分は脇役……と感じる人もいるでしょう。
しかし本当は全員が自分自身の人生の主役!という話です。代役を立てることはできません。
夢や理想、目標を高く掲げてしまうと叶わないことばかり……心が折れそうになるはずです。
だからといって自分以外の誰かになることはできません。それより主役として輝こう!と。
ネガティブ思考を超ポジティブシンキングに変える方法としても参考になるでしょう。
今を大切に!
人生に失敗はつきもの
間違いだらけの人生が
光を見失わせる tonight
一瞬でいい、今だけでいい
逆らって
出典: Flash!!!/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta
これまでは常田大希さんがメインボーカルでしたが、ここからは井口理さんがメインのサビです。
わざわざ光り輝こう!と呼びかけているということは、輝かない人生もあり得るということ。
失敗だらけだとくすんでしまいます。挫折を感じるのは夢や理想が高かったせいかもしれません。
しかし明らかにヤラカシタ~という間違いもあるでしょう。そんな人に寄り添っています。
失敗→挫折→くすぶる……という悪循環を断ち切って、光を取り戻そう!というわけです。
輝き続けよう!と考えると大変かもしれませんが、瞬間ならポジティブにもなれるでしょう。
そう、今を大切に生きよう!という話です。これがまた哲学的な意味を含んでいると感じます。
過去は過ぎ去り、未来はまだきていません。そのため過去や未来は実際には存在しないのです。
常に今の連続!今この瞬間に光り輝くことを考えれば、結果的に輝き続けることになるでしょう。
ヤラカシまくりの人に寄り添い、前向きになる方法を教えてくれるなんて……優しいですね。
あなたも輝こう!
望みはほどほどに
全てを求めないで
時の流れを許して
この身を焦がしてでも
光放って
It's Flash!!!
出典: Flash!!!/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta
井口理さんメインボーカルのサビが続きます。夢や理想が高いのは欲張りすぎとも考えられます。
完璧主義の人のほうが挫折しやすいイメージでしょうか。望みをほどほどにすれば良さそうです。
キングヌーの音楽でたとえると、今できる精一杯の曲を作るけれど、評価は気にしすぎない感じ。
燃え尽きるように渾身の音楽を放ちますよ!……というキングヌーの意気込みにも聴こえます。
もちろん主役はキングヌーだけじゃありません。「Flash!!!」を聴いているあなたも主役。
一緒に輝きましょう!
何度でも立ち上がろう
変わらない思い?
全ては冗談だって
ホンモンかニセモンかなんて
くだらねえぜ真実なんて
ただ下り坂を猛スピードで
駆け抜けるんだ
振り払えんだ、思いのままに
誰もが矛盾を抱えてんだ
翻弄され踊り踊らされ
それでも何度でも立ち上がれ
いつだって主役はお前だろ
輝けるんだ
変わらない思いのままで
歯止めは最早効かねえんだ
出典: Flash!!!/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta
MVではどれだけ叩かれてもめげずに宇宙まで飛び出し、集団の先頭に立ったのが印象的でした。
人生終わった……と感じるほどの挫折でも、時の流れに身を任せると再び輝くことができます。
矛盾なしで生きることなんてあり得ない……諦念(あきらめ)が気を楽にしてくれるでしょう。
心が折れまくっても再起する勇気をもらえます。ただ矛盾しながらも変わらない思いはあるはず。
キングヌーなら音楽的な初期衝動になるのではないでしょうか。
名刺代わりの「Flash!!!」に、キングヌーとして変わらない音楽愛を封じ込めたというわけです。
ただし「全ては冗談」であり創作なので、矛盾もあります!というお断りを入れたのでしょう。
音楽性の幅が広いキングヌーのことですから、曲によっては主張が逆の場合も出てくる、と。
むしろ音楽愛が本物だからこその矛盾。もちろん本物か偽物かはどうでもいい話ですが……。
そして「Flash!!!」のリスナーにも、とにかく踊ろうぜ!輝こうぜ!と呼びかけています。
いや~、かっこいいですね。何回「かっこいい」と言っても足りません。これがキングヌー!
ギアを上げていきましょう!