永遠の愛を誓う2人
さよならしなきゃなと言葉にして
君の頬を流れていく雫綺麗で
さよならしなきゃなと言葉にして
首を縦に振る君の左手取って
愛している愛している愛している
出典: エンドロール/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太
2人が幸せに向かっていると分かると、”さよなら”という言葉が素敵な響きに聴こえてきます。
この時点では、”君”も主人公が告げる”さよなら”の意味を分かっているようです。
そんな主人公の想いに応えるように、”君”は頷きます。
そして”僕”はそんな”君”の左手を取り、何度も愛の言葉を告げるのです。
もしかしたらこの時点で、指輪は”君”の左手薬指で光っているかもしれません。
2人の間に流れている空気がとても穏やかであることが感じられます。
僕は一生君のそばで
愛していく愛していく愛していく
僕は一生君と生きていきたい
出典: エンドロール/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太
これぞ”僕”のプロポーズの言葉。
歌詞の中で”僕”は何度も”君”に対する愛を表現していましたが、この言葉にはかなりの覚悟が表れています。
”君”との未来を見据えて愛を誓う”僕”がとても頼もしく感じられます。
今までの僕らにさよなら告げ
世界一綺麗な涙に誓いました
出典: エンドロール/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太
最後の最後までこの曲のキーワードとなる”さよなら”というフレーズが使われています。
ここでさよならが何に向けての言葉であったのかがしっかりと綴られていました。
そして”君”が流していた涙も悲しみの涙ではなく、幸せを噛み締めた嬉し涙だったことがわかります。
2人は今までの関係性とお別れし、愛を誓い合うことで新たな関係性へと一歩踏み出していくのです。
幸せな”さよなら”の曲
優しい楽曲
さらっと聴いただけだと”さよなら”というフレーズが耳に残り、別れの曲だと認識していたかもしれません。
しかし、歌詞を1つ1つ丁寧に紐解いていくと、実はとても幸せな曲だったことがわかりました。
主人公が”さよなら”と言っていたものは”君”自身ではなく、”君”との今までの関係だったのです。
”僕”が”君”に本当に伝えたかったのは、”さよなら”ではなく永遠の愛でした。
曲の本当の意味を理解してから聴くと、”さよなら”というフレーズがとても優しい響きに聴こえてくるようです。
曲の構成が巧妙…!
この曲は、冒頭だけ聴いていても本当に伝えたいことは見えてきません。
”さよなら”という言葉をうまく使い、少しずつハッピーエンドを匂わせてくるのです。
徐々に全容が見えてくるこの構成に感動をしますね。
さよならの意味が分かり、”僕”の想いに触れたときにこの曲の本当の魅力を知ることが出来ます。
歌詞を見て、2人の情景を思い浮かべながら聴いていくことをおすすめします。
最後の最後まで油断せずに聴いていただきたい1曲です。
こんな楽曲もおすすめ
「エンドロール」という曲を通して、sumikaの魅力に気が付いた人もいるのではないでしょうか。
しかし、sumikaの素晴らしさは1曲ではとても伝えきれません。
この他にも素敵な曲がたくさんあるのですが、その中から「lovers」という曲をご紹介します。
また、「エンドロール」と同じく素敵な愛を綴った1曲、official髭男dismの「LADY」も併せて紹介するのでチェックしてみてください。
sumika「lovers」
sumikaの「lovers」は2016年に発売された3rd Single。
愛を綴った曲ではあるのですが、歌詞が少し特徴的。
主人公が相手に浮気をされてもいいと言っているような歌詞が綴られているのです。
そこにはsumikaならではの世界観が描かれているので、ぜひ覗いてみてください。
sumika「lovers」がUNIQLOのCMに大抜擢!?歌詞の意味は...!?楽譜も掲載! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
UNIQLOのCM曲の中でも印象的な「lovers」を歌うのが、今人気のバンドsumikaです。 名曲「lovers」に込められた思いと、楽譜の入手方法をチェックしてみましょう。