リアリティ溢れる初デートの様子を描いた楽曲

SHISHAMO【ひっちゃかめっちゃか】歌詞の意味を解説!初デートの結果は?何を間違っちゃったのかの画像

SHISHAMOの通算6枚目となるアルバムSHISHAMO 6」

様々なシチュエーションの恋うたを多数収録した"恋うたアルバム"といえる注目のアルバムとなっています。

今回はそんな「SHISHAMO 6」に収録されている恋うた「ひっちゃかめっちゃか」を紹介していきましょう。

この楽曲は、気になる人とのデートを描いた作品。

デートのためにたくさんシミュレーションして備えたのに、思ったように上手くいかない…。

そんな散々な気持ちになっている女性を描いた楽曲となっているのです。

「初デートなのに大失敗してしまった」

「好きな人との距離を上手く縮められない」

そんな悩みを抱いている人の気持ちに寄り添ってくれる歌詞となっているんですよ!

また、キャッチーでアップテンポなサウンドにもぜひ注目してみてください。

落ち込んでいる気持ちを引き上げてくれる軽快な旋律は必聴です。

何故初デートはひっちゃかめっちゃかになったのか…詳しく解説!

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それでは「ひっちゃかめっちゃか」の歌詞について見ていきましょう。

主人公の初デートはどうしてひっちゃかめっちゃかになってしまったのか。

どうしてもシミュレーションをしたのに大失敗をしてしまったのか。

その原因や、主人公の心情に注目しながら、歌詞の内容を紹介していきます!

1番の歌詞

初デートの日を迎えたけど…

あ~も~
ひっちゃかめっちゃか
どうにもこうにも
何をしたってうまくいかない
ちょっと緊張しすぎてる
呼吸の仕方も忘れてる
実は昨夜眠れてないの
今日のことで眠れてないの

出典: ひっちゃかめっちゃか/作詞:宮崎朝子 作曲:宮崎朝子

気になる人との初デート当日を迎えた主人公。

予定通り待ち合わせをして出かけることに成功したものの、緊張してテンパっているようです。

この初デートの日をずっと前から楽しみにしていたから、昨晩は落ち着いて眠ることができなかったのでしょう。

気になる人とスムーズに会話をして、楽しい時間を過ごしたいと主人公は願っていました。

でも、いざ初デートが始まると、自分の動作や言動を気にしすぎてしまい、全くスムーズではないようですね。

デート初っ端から、主人公はさっそくピンチを感じていることが冒頭の歌詞から伝わってきます。

なぜ魚料理を選んだことを後悔したのか

初めての君と二人きり
こんなんじゃ絶対成功しないよ
メニューの文字も上手に読めない
読めたところで上手に頼めない
箸の持ち方変じゃないよね?
何で魚なんて頼んだのバカ

出典: ひっちゃかめっちゃか/作詞:宮崎朝子 作曲:宮崎朝子

主人公たちは飲食店の中に入りました。

緊張のあまり、メニュー表の内容が頭の中に全く入ってこない様子が描かれていますね。

とりあえず魚料理を注文しようとした主人公。

しかし、メニューの名前を読むのに一苦労したようです。

そして、注文をする際にもメニュー名を噛んでしまったのでしょう。

気になる人の前でカッコ悪いところを見せてしまい、主人公の気持ちはさらに焦ります。

しかも、主人公が注文したのは小骨が多い焼き魚だったようです。

小骨を綺麗に取り除いて食べるのが美しいとされている焼き魚料理。

ここで汚い食べ方をしてしまったら、きっと相手からの好感度は下がってしまいます。

そのことに気づいた主人公は「なんでもっと食べやすい料理を選ばなかったのだろう」と自分を責めていますね。

きっと緊張しすぎていたせいで、冷静に考えることができなかったのだと思います。

笑顔も作れないし、良い話題も思いつかない

せっかくの料理味分からない
上手に笑顔作れてる気がしない
何話したらいいか分かんなくて
完成したのは箸袋の鶴

出典: ひっちゃかめっちゃか/作詞:宮崎朝子 作曲:宮崎朝子

本当は美味しいはずの魚料理も、失敗や緊張のせいで味を全く楽しむことができません。

綺麗に食べることが難しい魚料理を選んでしまったので、箸の持ち方に全神経を集中させていたのでしょう。

気になる人のハートを射止めるような笑顔も全然できないし、場が盛り上がる話題も分かんないと嘆く主人公。

結局食べ終わった後も無言が続いてしまい、結局箸袋を使って鶴を折る始末…。

気になる人との距離を近づける大チャンスだったのに、初めての2人きりの食事は散々なものになってしまいました。

これが初恋ではない

見つめないで 照れ臭いよ
君の前だと自信がないの
情けないね いい歳こいて
初恋じゃあるまいし

出典: ひっちゃかめっちゃか/作詞:宮崎朝子 作曲:宮崎朝子