乗り越えるためには「変化」が必要
何が出来る?
僕らが変われば
世界も変わる?
残酷だよ
躁鬱混じりの
NO NO 苦悩
#大冒険
出典: もしも僕らがGAMEの主役で/作詞:DAOKO 作曲:小島英也(ORESAMA)、DAOKO
冒険に出て経験値を重ねることで、ゲームはどんどんクリアへと近づいてきます。
自分から行動するからこそ、状況は変化するのです。
逆に行動しなかったとしたら何ひとつクリアできないでしょう。
世界…つまり外部を変えるのはとても難しいこと。
他人や環境を変えるよりも、自分自身が変わる方が「生きやすさ」にたどり着きやすいです。
深い苦悩に満ちた人生ほど「大冒険」になりうる…。
過酷な運命に悲観するよりも「成長するビッグチャンス」と捉えてしまおう、という発想が読み取れます。
「悲しみ」の先にある「光」
光を掴み取るために
もしも僕らが GAME の主役で
もしも僕らが世界救えたら
いつも僕らは光探してる
生まれおちた
ゆうしゃ SUPER HUMAN
出典: もしも僕らがGAMEの主役で/作詞:DAOKO 作曲:小島英也(ORESAMA)、DAOKO
冒頭のサビでは、悲しみの中を彷徨っていました。
しかし、冒険に出た今は少し歌詞が変わります。
「輝かしい未来」を掴み取るために自分は生まれ落ちた。
そう歌っているのです。
これって大きな進歩な気がしませんか?
立ちはだかる困難にとらわれるのではなく、その先に成功を見据えています。
心躍る冒険が始まっているのが読み取れますね!
冒険を進めるうちに「変化」が
ありきたりな
はじまりはじまり
あたらしいあさ
おはよう世界
モノクロワールド歩き
色付け
感じてみて
ハートにログイン
あたたかいのさ
もしもし世界
こんなもんじゃないよ
NO NO フォロー
#覚悟して
出典: もしも僕らがGAMEの主役で/作詞:DAOKO 作曲:小島英也(ORESAMA)、DAOKO
ベタなゲームスタートであっても、進めば進むほどストーリーにのめり込んでいく…。
どんなことでも、最初はちょっとしたきっかけからのスタート。
取り組めば取り組むほどに味が出て、楽しめるようになってくるのではないでしょうか。
それをここでは「モノクロ」に「色」が足されていく様子で表現されているのです。
また、段々と自分の心の中も「あたたかく」なってきたと綴られています。
自分が望む世界を生きるうちに「ワクワク感」や「愛情」に満ち溢れていくのがうかがえますね。
クールなラップで心を鷲掴み
DAOKOの冒険
平成生まれ
INTERNET育ち
死にたい奴は大体友達
出会った HOME は
バーチャルソサエティー
安心安全 娯楽バラエティー
現代社会の産物
脳内ワンクリックで
どこまでも行ける
街へ繰りだそう
何か在るだろう
人とコミュニケート 宝箱
出典: もしも僕らがGAMEの主役で/作詞:DAOKO 作曲:小島英也(ORESAMA)、DAOKO
この楽曲の見せ場ともいえるラップパートに突入しました!
衣装、メイク、演出、そして歌唱。
全てが組み合わさってめちゃくちゃクールですね。
ここではDAOKO自身の自己紹介にも似た内容が綴られています。
DAOKOは平成9年生まれで、若くからインターネットに慣れ親しんだ世代。
インターネット上では様々な「心の声」が吐き出されます。
匿名性が保たれる状況下では無理せず好きにネガティブ発言してOKなのです。
「死にたい」などと現実で口にすると、周りに心配かけたり避けられないか心配。
でもインターネット上なら結構ありきたりな感情表現でしょう。
DAOKOはこうした悩みを抱える人に共感する部分が多かったのかもしれません。
実際、メジャーデビュー前のDAOKOの作品は、負のエネルギーが詰まっていました。
これがDAOKOにとっての冒険の始まりなのです。
簡単に世界中の人と繋がれ、どこへでもアクセスできるインターネットの世界。
たくさんの「ワクワク」が詰まった「宝箱」のような存在だったのでしょう。
次は君の番
想像できたか こんな世界
描いたものが 現実に成る
願いも祈りも道を照らす
NOTHING
“CLEAR”
空空漠漠
人生は GAME だ
孤高の ZONE
どんどん妄想 混沌 悶々
「応答どうぞ」
出典: もしも僕らがGAMEの主役で/作詞:DAOKO 作曲:小島英也(ORESAMA)、DAOKO
冒険を進めることで切り開かれた世界。
それは、DAOKOが想像していた以上に素晴らしいものだったようです。
夢が叶うという喜び。
光に満ちた未来。
「冒険に出たからこそ見ることのできた未来」を実体験をもとに教えてくれている気がします。
人生はゲームと同じで、挑戦してクリアして、楽しまなくちゃ損!
せっかく生まれおちたのだから、とことん謳歌すればいい。
そんなDAOKOのメッセージのあとに続く「応答どうぞ」の台詞が素敵ですね。
そう、今度はリスナーがDAOKOの後に続いて冒険する番なのです。
「こっちにおいでよ?」と手を差し伸べるかのよう。