それでは、YUKIの【プリズム】を実際にお聴きください。

MVではある有名俳優が出演しています。

その方は、大人の女性はもちろん若い女性からも大人気の俳優・西島秀俊です。

YUKIが歌っている森の中を彷徨っている、西島秀俊が演じる男性。

暗い森の中でYUKIが手に纏っている1つの光を見つけてその方向へと進んでいきます。

しかし、なかなか光の場所に辿り着けません。

YouTubeで載っているMVはショートバージョンなので、映像はそこまで。

続きとしては、最終的に男性は光の元に辿り着きます。

それなのにどうしてか、目の前にいるはずのYUKIは見えていません。

MVの意味は?

このMVタイトルにちなんだストーリー

そもそもプリズムというのは、光の方向を屈折させる性質を持つもの。

普通、光は直進するという性質があります。

しかし、プリズムというガラスなどで出来た多面体を通すとその光の方向が変わるのです。

タイトルは人生をこの現象にたとえているのでしょう。

夢や希望は時に、誰かのいじわるや挫折体験によって曲げられてしまうことも。

それでも人は何とか夢や希望に辿り着こうと努力します。

しかし最終的に辿り着けたとしても、それが本当に正解なのかはわからない時もあります。

MVで男性が光に辿り着いても、その光を手に纏っているYUKIが見えないのはそれと同じ。

自分の夢も希望も、その実態が一体何なのかはわかりません。

正解なのかどうかも人生の中では判断がつかないということでしょう。

このMVは美しいだけではなく、とても哲学的なのです。

ちょっとした豆知識

【プリズム】を作曲した人はPUFFYのプロデューサー

YUKI【プリズム】歌詞を徹底解釈!YUKIがかつて抱えた心境って?幻想的な世界が導く未来とは…の画像

ここで【プリズム】に関するちょっとした豆知識をお届けします。

注目したいのは、この楽曲作曲家。

彼の名前はAndy Sturmer(アンディー・スターマー)で、職業は元ミュージシャン。

ジェリーフィッシュというバンドで活動していました。

その後、彼は奥田民生のプロデューサー兼ソングライターに転身。

奥田民生PUFFYのデビューシングル「アジアの純真」をプロデュースしたことでも有名です。

Andy Sturmerはその時に奥田民生のプロデューサーをやっていました。

そのことから彼はPUFFYの名付け親となったのです。

そして、彼はPUFFYのプロデューサー兼ソングライターになることに。

PUFFYのアルバム「NICE.」と「59」は彼がプロデュースした作品なのです。

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