大人気アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」1期オープニングテーマ

【Redo/鈴木このみ】巻き戻しても消えない信念!歌詞を解説♪PVの演出でアニメ『リゼロ』を表現の画像

類まれなる歌唱力と魅力で、今やアニソン界で絶対的な存在となった鈴木このみさん。

彼女の記念すべき10thシングルが、今回ご紹介する「Redo」です。

この曲は、2016年に放送されたTVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」(以下、リゼロ)1期のOP曲

初回放送のオープニングでこの曲を聴いて、「何、このかっこいい曲は!?」と驚かれた方も多いはず。

筆者がこの曲を初めて聴いた時の感想は、「なんてかっこよくて、そして難しい歌なんだ…」でした。

カラオケが趣味の筆者は、カラオケで歌うことを考えながら聴いてしまうクセがあるのですが…。

リズムも音程の変化も凄まじく、まさに鈴木このみさんの歌唱力、表現力があってこその楽曲だと感じました。

そんな「Redo」の魅力を、今回はどんどん掘り下げていきますよ♪

「Re:ゼロから始める異世界生活」とはどんなアニメ?

【Redo/鈴木このみ】巻き戻しても消えない信念!歌詞を解説♪PVの演出でアニメ『リゼロ』を表現の画像

この楽曲を語る上で欠かせないのが、アニメとのつながり。

リゼロをまだ観ていないという方に向けて、少しだけアニメの内容をおさらいしておきましょう!

「死に戻り」の能力が主人公の運命を変える

【Redo/鈴木このみ】巻き戻しても消えない信念!歌詞を解説♪PVの演出でアニメ『リゼロ』を表現の画像

突然異世界へ召喚され、自分の死亡と共に時間を巻き戻す能力を得た少年の、運命に抗う奮闘を描くストーリー。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Re:ゼロから始める異世界生活

リゼロの世界で最も重要なキーワードとなるのが、「死に戻り」という言葉。

主人公であるスバルという少年が、死ぬことによって時間を巻き戻すことができるという能力を使うことで物語がどんどん変化していきます。

筆者がこのアニメを観た時には、主人公が何度も死んでいく姿に不思議な感覚を覚えました。

時間を巻き戻すためには命を落とす必要があり、そして命を落とす時には当然ながら想像も付かないような苦痛が伴うわけです。

仲間を守るため、そして自分の信念を貫くためにその能力を使う主人公の姿に、多くのアニメファンが釘付けになったことでしょう。

そんなシリアスなアニメの世界観が、「Redo」で表現されています。

アニメとリンクさせたPV演出も見逃せない!

「Redo」のPVも、アニメの世界観を意識した作りになっています。

まずは聴いてみましょう!

どんどんと可愛らしく、そして美しくなっていく鈴木このみさんに注目しつつも…。

PVの中で最も気になるのは度々登場するチェスのようなボードゲーム。

これは「コリドール」と呼ばれるボードゲームなのだそうです。

コリドールとは?

コリドール(Quoridor)は、コマの移動と壁の設置によって先にゴールに到達することを目指す、フランスのボードゲーム(アブストラクトゲーム)である。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/コリドール

「壁を設置する」という点が、チェスとは大きく違うところですね。

PV演出に取り入れた経緯については、「Redo」についての鈴木このみさんのインタビューによると…。

壁が立ち並ぶ中、正しいルートを見出して進むというこのゲームの内容がアニメとつながるという理由だったそうです。

曲名「Redo」の意味は?

【Redo/鈴木このみ】巻き戻しても消えない信念!歌詞を解説♪PVの演出でアニメ『リゼロ』を表現の画像

曲名となっている「Redo」という言葉ですが、あまり聴き馴染みがないな、と感じる方も多いはず。

調べてみたところ、英語で「やり直す」という意味なのだとか。

これはつまり、何度も時を巻き戻すアニメの主人公の姿を、曲名で表現しているのでしょう。