アニメの内容と曲につながる共通点は?
アニメ「機動戦士ガンダムAGE」のエンディング曲
【forget-me-not ~ワスレナグサ~】は「機動戦士ガンダムAGE」のエンディング曲なのですが、アニメは4部作に分かれており、第4部「三世代編」のエンディング曲として登場しています。
「機動戦士ガンダムAGE」は突如謎の敵UEに襲われる地球を「ガンダム」によって守り抜くストーリーです。
少年フリット・アスノが代々伝わる「AGEデバイス」のデータを元にして、「ガンダム」を作り出したことでストーリーが進みます。
さらにこの「ガンダム」は、フリット・アスノの息子アセム・アスノ、孫のキオ・アスノへと受け継がれて行きます。
三世代編では、主に孫のキオがメインとしたストーリーで、連邦と謎の敵ヴェイガンの人々を、助けながら戦うことを自分で考え決意しました。
しかしその決意によって祖父のフリットとの溝が深まるのです。
フリットはヴェイガンに対する憎しみを持ち、アセムは中立の立場を保守しようとし、キオは終戦を願い戦っていたのです。
三世代で戦ってきた中でも、やはり意見は復讐か和解かに分かれてしまいますよね。
人間的な苦悩と、ガンダムならではの戦い、アニメのストーリーと flowerの【forget-me-not ~ワスレナグサ~】が、繊細な部分で重なり合って、何か心が動かされそうになります。
共通する二つの思い、それは…
主に共通しているのはキオの思いです。
キオが持つ、終戦への願い、でもそれは復讐心にかられて勝ち誇ることではなく、みんなが平和に暮らせるということです。
自分なりの思いを大切にして歩み成長するキオの姿、そして【forget-me-not ~ワスレナグサ~】の、夢を追いかける相手を応援するという歌詞、ここに繋がりがあるのです。
また「夢によって引き裂かれた二人」を連想する歌詞も、キオの祖父や父との対立を表しているようですね。
めぐる季節 くりかえして いつか涙が
強さに変わってく その日まできっと 泣かないで歩いてく このまま
出典: forget-me-not ~ワスレナグサ~/作詞:川村結花 作曲:三橋隆幸
この部分も、ガンダムでの長い戦い、そして戦いによって生まれた悲しみ、それを背負いながらも、強く進んで生きて行く、キオのストーリーと重なる一節です。
深く掘り下げて行くと、切ない歌詞だけというわけではなく、ストーリーとリンクする部分が多いですよね。
夢を追いかけるということは、自分にとっては大切だけど、必ずどこかで犠牲や障害は生まれるものです。
そんな壁を乗り越えて成長する、それに対する応援にも感じられます。
「わかってるよ、だからあなたも私も大丈夫」そう言われているような気がしました。
PVがすごい!
ダンスから目が離せない!
さらに普通のダンスとは違う動きに、たくさんの複雑な感情が表現されています。
flowerの世界、そして【forget-me-not ~ワスレナグサ~】の世界、さらに「ガンダムAGE」の世界、この3つの世界にさらに深く引き込まれるでしょう。
まとめ
アップテンポな楽しくて元気が出る曲から、とても切ない曲、そして心動かされるような激しい曲まで歌い上げる flower。
ですが、その中でも【forget-me-not ~ワスレナグサ~】は、また違ったテイストで味わうことができる曲です。
アニメ曲ということで、ストーリーとリンクする部分が多く、アニメを見た方ならさらに大きな共感が得られるのではないでしょうか。
ただ切なく悲しいというわけではなく、どこか強く背中を押してくれるような曲でもあるので、何かに迷った時に聴いてみたいですね。
まだアニメは見たことがないという方も、ぜひ歌詞を思い浮かべながら見て、また違った角度からの印象を感じてみてください!
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね