ライブの定番曲
ブチ上げ間違いなし!
「みすふぃっとらう"ぁーず」は、4つ打ちのドラム・乗りやすいメロディで、ライブで流れると会場が揺れること間違いなしの曲です!
この曲は、「Egoistic Eat Issues」の3曲目として発表されて、今では定番曲として有名になりました。
MVもYouTubeで公開されており、2017年当時のメンバーの可愛さが爆発しています。
あえて90年代のような古っぽさを出しているのが特徴的。
妙なダサさが「逆に好き」という方や「初期の頃のMVの方がよかった」という方に人気が二分されています。
どちらにせよ、新しい「ぜん君。」の形だと捉えるといいかもしれません。
そもそも「みすふぃっとらう"ぁーず」ってどういう意味?
嫌でも印象に残る「みすふぃっとらう"ぁーず」という平仮名の楽曲タイトル。
一体、どんな意味が込められているのでしょうか。
「みすふぃっとらう"ぁーず」は英語に直してみると「misfit lovers」となります。
これを直訳すると「不適合な恋人たち」です。
意訳してみれば「不適合を愛する私たち」や「社会のはみ出しものたち」と訳せるかもしれません。
病みかわいいを前面に出している「ぜん君。」に相応しいタイトルだといえるでしょう。
そんなソサエティから浮きがちのぜん君。が歌う「みすふぃっとらう"ぁーず」。
タイトルからかなり興味を惹かせるものになっていますが、歌詞にはどんな意味がこめられているのでしょうか。
以下より紐解いていきます。
絶賛病み気
一人称は女の子と解釈して説明していくことをご了承ください。
混乱する脳内
ただいま精神迷路を迷い散らっかしております!
ゆーえーにー ぴょっぴょー
出典: みすふぃっとらゔぁーず/作詞:GESSHI類 作曲:syva
自分の中にたくさんある複雑な感情たち。
迷路のように互いにぶつかりあい、手がつけられないような状態に陥ってしまいました。
こうなってしまえば、もう自分ではどうしようもできません。
「ぴょっぴょー」と、完全に感情・精神共にぐちゃぐちゃな状態です。
そこで彼女たちはあることをするしかありませんでした。
それが「歌うこと」なのです。
自分を追い込んで爆発してしまう
信憑性ない 誰の言霊 ノーリアクション wicked
劣性と思い込みがち いわば相対的に反省
出典: みすふぃっとらゔぁーず/作詞:GESSHI類 作曲:syva
誰の言葉も信じることができず、時には被害妄想が起こってしまうほど、どんどん自分を追い込んでいきます。
疑心暗鬼に陥っている可能性すらあります。
たとえ、誰に何を言われたとしても。
全て邪悪な自分を傷つける刃のように感じてしまいます。
だからこそ、無反応でいることでしか自分を守ることができないのでしょう。
さらに自分は劣性、つまりマイナー中のマイナーな人だと思い込んでいます。
普通の人、つまりメジャーな人に理解してもらえないと思い込んでしまっているのです。
そのため、永遠に罪悪感を覚えることになります。
凶暴性 稀に出てくる理由 インシデント ソーリー
社会性 共に召ますの 反体制?とは♡
出典: みすふぃっとらゔぁーず/作詞:GESSHI類 作曲:syva
しかし自分を責めるだけでは終われないのが絶賛病み気な彼女たちの特徴。
時には周囲を言葉や暴力で傷つけてしまいます。
いわゆる心中も、インシデントつまり「事件」の中に入ってくるのかもしれません。
そのあとに後悔するのは自分自身が一番わかっている。
なのに、もうやめられません。
ソサエティから浮いている彼女たちは、誰かを傷つけることでしか、自分の存在意義を認識できないのです。
ここでも社会性という言葉が出ていることから、やはりソサエティから浮いていることをかなり気にしていることが読み取れます。