レトロな雰囲気が可愛い!

Little Glee Monster「恋を焦らず」のMVを解説♪時代を超えても変わらない想いに注目の画像

レトロな雰囲気が可愛い『恋を焦らず』。

Little Glee Monsterの4thアルバム『FLAVA』に収録されています。

恋する気持ちは時代を超えても変わらない。

昔も今も、乙女の悩みは尽きません。

ちょっとしたことで嬉しくなったり、不安になったり……。

しかし、好きという気持ちに振り回されるのも悪くはないですね。

片想いをする女の子の歌

こちらが『恋を焦らず』のMV

振り付けも曲の雰囲気に合わせてレトロな感じになっているのが超可愛い!

また映像と共に流されるリリックの字体も、ちょっと昔っぽくてオシャレですね。

せっかくリリックがあるので、MVの解説に入る前に、『恋を焦らず』がどういう曲か簡単に紹介します。

ぜひ歌詞の内容とあわせてMVをお楽しみください。

底知れない恋のエネルギー

『恋を焦らず』は片想い中の女の子の気持ちを綴った曲です。

好きになった相手はとても遠い存在で、なかなか手が届きそうにありません。

しかも噂によれば、相手は結構理想が高いみたいで……。

自分なんかに振り向いてくれるわけがない。

恋心が大きくなるのに従って、不安も大きくなっていきます。

友達に相談しても、「彼はダメ」なんて言われる始末。

惨めな想いをするだけだよ!

そう忠告されても止められないのが恋というものです。

一度好きになったら、そう簡単に諦められない。

相手と距離を縮めるためのシナリオを、毎日こっそり考えています。

「好きだから」その言葉だけで、すべての行動に理由が生まれる。

恋の持つエネルギーは底が知れませんね。

時代を超えても変わらない想い

『恋を焦らず』がどんな曲か分かったところで、ここからはMVの解説にうつります。

まずはこのMVのテーマに注目してみましょう。

気になるのはやはり、モノクロの映像とカラーの映像が組み合わさっているところ。

これにはどんな意味が込められているのか。

時代設定について考えながら、解釈していきます。

昭和後期の歌番組をイメージ

MVはモノクロのシーンから始まります。

メンバーがスタンドマイクで歌っているこのシーンは、歌番組をイメージしているようですね。

テレビ番組がまだ白黒で放送されていたのは昭和後期の頃。

この時代の歌番組といえば「ザ・ベストテン」や「夜のヒットスタジオ」などでしょう。

MVのセットも、そういった昭和の歌番組を意識しているのだと思われます。

ということは、モノクロのシーンのとき、時代は昭和。

終戦を迎え、高度経済成長やバブル期など目まぐるしい発展と変化を遂げた時代です。

そんな慌ただしい時代にも、当然人々の暮らしの中には恋がありました。

昭和後期のヒットソングにも恋する歌が溢れています。

恋に時代は関係ない

モノクロのシーンに対して、カラーのシーンが最初に登場するのは、メンバーが部屋で雑談をしているところ。

ここではモノクロだった映像が急にカラーに変わります。

ピンクの壁紙と、オシャレな照明スタンド。

いかにもイマドキの女の子という感じがする部屋ですね。

2019年1月、まもなく平成も終わろうとしている今の時代を、このカラーシーンで表しているのだと思われます。

モノクロとカラーで時代設定は明確に区別されていますが、そこに登場するメンバーにはあまり変化がありません。

モノクロでもカラーでも、メンバーは楽しそうにお喋りしたり、キラキラした笑顔を浮かべたり……。

時代が変わっても、女の子が盛り上がる話題といえば、やっばり恋バナ!

メンバーたちは時代を超えて、恋する乙女を演じているのでしょう。

恋する気持ちに時代は関係ない。

それがこのMVと曲のテーマなのだと思います。

親友たちに恋の相談

女の子が恋をしたときに、まず相談する相手。

それは同性の親友ではないでしょうか?

MVの中でも、メンバーたちは恋バナで盛り上がっています。

きっと女の子同士だからこそ、話せることや分かりあえることがたくさんあるのでしょうね。

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