遠慮配慮言葉の最後 感情記号化されても
心の奥まで伝わらない ホントの声を聞かせて
すべての事に終わりがあるなら
苦しみさえいつか消えるはずだから

出典: ヒカリヘ/作詞:miwa 作曲:miwa

再びドラマの内容を強く連想させる歌詞です。

誰かを想うときには物理的な距離や立場の距離だけでなく、心の距離も壁として立ち塞がることがあります。

愛する相手との間に心の壁があれば、いくら自分が想っていても何も出来ないかもしれません。

救いたいのに救えない葛藤が感じられます。

ひた向きな無償の愛

溢れる想い 愛は胸を焦がす痛みに変わる
いとしいほどに
たとえ世界中の声なき声に責められたとしても
私が全部受け止めてあげる

出典: ヒカリヘ/作詞:miwa 作曲:miwa

主題歌となった「リッチマン、プアウーマン」では、難しい性格を持ち複雑な立場にいる主人公・日向を支えようとするヒロイン・真琴の苦悩が描かれます。

報われるかは分からないけど、そんなこと関係なく相手を支えたい。真琴が日向に向けるひたすらに真っ直ぐな愛が、この歌詞で歌われています。

愛情が痛みを伴うものでもその気持ちを持ち続ける、そんな痛々しさすら感じるほどのひた向きな想いがうかがえます。

となり合う幸せと苦しみ

人は悲しみを知るために生まれてきたの
そんなことない
もっと愛を知りたい

孤独がぬくもりを知るためにあるのなら
幸せはいつだってそこにあるのに

出典: ヒカリヘ/作詞:miwa 作曲:miwa

よく「幸」と「辛」の文字の近さが例に出されますが、幸せと苦しみは表と裏になっていると言われています。

また、苦しみがあるから幸せを感じられる、とも言います。

すぐそこにあるはずの幸せ、それを掴むことができないもどかしさ。

誰もがそんな苦悩を抱えてそれを乗り越えていくのでしょう。

miwa「ヒカリへ」歌詞と再生回数検索!【動画/PV視聴】の画像

大切な人を照らしたくて「ヒカリヘ」

溢れる想い 愛は君を照らす光になれる
切ないほどに(人は悲しみを知るために…)
たとえ描く未来 そこに私がいないとしても
いまはそっと抱きしめてあげる
(人は人は人は永遠永遠…)

運命だって引き寄せて輝き続けたいよ
奇跡だって起こせるって信じたい
信じたい

出典: ヒカリヘ/作詞:miwa 作曲:miwa

曲の最後は再びサビで締められます。

曲全体を通して、歌詞には心が締めつけられるような切なくて真摯なメッセージが描かれています。

たとえ距離があっても、ずっと支え続けることができなくても、今大切な人を助けたい、愛したいという想いが溢れてくる歌詞です。

歌詞の中には諦めや哀しさもありますが決して悲観的なものではなく、そんな状況も全て受け入れてその上で運命を切り開いていこうとする芯の強さ、ひた向きさが感じられます。

ドラマの書き下ろし曲だからこそ、しっかりとしたストーリー性のある詞世界が見えます。

そして具体的な背景があるから、曲から感じられる切なさや強さもよりはっきりと形づくられています。

まとめ

miwa「ヒカリへ」歌詞と再生回数検索!【動画/PV視聴】の画像

いかがでしたか?

miwaの「ヒカリヘ」は、かっこいいサウンドやキャッチーなメロディに乗せて、切なく真摯な想いが歌われるロックナンバーです。

普段とは一味違うmiwaの世界観が、主題歌となったドラマと深くリンクして聴く人の心に響いてきます。

曲だけでなく「リッチマン、プアウーマン」の世界にも触れることで、より印象的なメッセージとなって歌詞の理解が深まります。

あなたも是非ドラマと一緒にこの曲を楽しんでみては?

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね