福山雅治さんの「少年」を紹介します

【福山雅治/少年】歌詞の意味を徹底解説!少年の心を持つ大人の歌に感動…!痛みがあるから強くなれる!の画像

歌手活動を中心に俳優やラジオパーソナリティなど、マルチな活動をしている福山雅治さん

福山雅治さんを知らない…という人はいない!と言っても過言ではありません。

福山雅治さんが奏でる音楽は、しっとり聴かせる曲から明るくなれる曲などさまざま!

どの曲も人気があり、福山雅治さんの歌声に魅了されている方はたくさんいらっしゃいます。

そこで今回は、福山雅治さんの名曲のひとつである「少年」という曲を紹介いたします。

子供だった頃、思い描いてた理想の大人になりたいと思っていたけど疲れてきた…。

そんな夢や目標に向けて諦めかけてしまいそうな大人のみなさんにこそ、聴いてほしい楽曲です。

福山雅治さんの「少年」の歌詞を解説!

福山雅治さんの「少年」の歌詞を紹介しながら解説いたしましょう。

自分が子供だった時、どんな大人になりたいと思っていたのか?

また、子供の自分が大人になった自分を見たら、どう思うのだろうか…?

そんなことを考えながら、歌詞を読んでいくと、本楽曲の世界観に入りやすいと思います。

子供の頃になりたかった大人とは…

熱く胸焦がした
負けない正義のヒーロー
そんな風に生きてないけど

君に襲いかかる
すべての苦しみを
それでも救いたかった

変わりたくて 街を飛び出した
ただ走りたかった ただ少年だった

出典: 少年/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

この歌詞の部分で出てくる「」。

これは「過去の自分」。そう、「子供の自分」のことなのではないでしょうか。

TVで観るヒーローや魔法戦士のように、襲ってきた敵を倒したい!

子供の頃、誰もが一度は、こういう夢を描いていたかと思います。

そう…、子供の自分は、痛みや苦しみなどに負けずに強くなりたいと思っていたのです。

強い大人になりたい。今の自分より成長したい。そう思ってがむしゃらに頑張っていた。

そんなことをふっと思い出すことが出来る歌詞になっています。

あなたは、どんな大人になりたいと思っていましたか?

思い描いていた大人になれてる?

間違いとか 後悔とか
何度も繰り返すけど
あとどれくらい 泣いたのなら 強くなれる?

風のように 時代は行く
失くしながら つかみながら 走ってゆく

出典: 少年/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

生きていると何かと失敗をしてしまうもの。失敗を繰り返して大きく成長するときもあります。

…分かってはいるけれど、失敗の連続で悔しくて涙が止まらない。こんな自分が嫌になってしまう。

自分がなりたかった大人ってこんなんだっけ?と立ち止まるときは誰だってあるものです。

あと何回、失敗や反省をしたら理想としていた大人になれるのだろうか…。

苦しい時は、こんなふうに負のループから抜け出せません。それでも、時間は流れていきます。

なりたかった大人が分からなくなった

「本当の自分」だけを
ずっと探していた
何が「本当」かわからないまま

いま以上これ以上
期待しすぎるから
いつも自分に裏切られて

悔しくって 受け入れなかった
ただ負けたくなくて ただ少年だった

出典: 少年/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

自分ができる!と思って始めたことなのに、思っていた以上にうまくいかない。

むしろ、失敗だらけ…。あれ?どんな大人になりたかったのだろうか?

まだまだ負のループから抜け出せてない…という方、子供の頃の自分を振り返ってみてください。

悔しいことがあっても、失敗したことがあっても、とにかく頑張っていませんでしたか?

大人になるにつれて「努力」に理由をつけたくなってしまいがち。

ですが、子供の頃はただひたすらに、理由なんてなくたって頑張っていたはずです!

そろそろ、負のループから抜け出して、前へ一歩踏み出しましょう

今の辛さは未来のためにある!

生きることの 美しさと
儚さを知る そのとき
この痛みは やがて明日の歌になるよ

道の果て 空の向こうへ
見たかった 知りたかった 世界がある
迷いながら 信じながら 走ってゆく

出典: 少年/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

今は、失敗や反省だらけで苦しいかもしれません。

…ですが、その苦しい気持ちは、明るい未来のためにある!と信じてみませんか?

苦しさを乗り越えると、自分のレベル上がっているのです。

子供の頃、ひたすらに何かに頑張っていた経験は、大人になっても宝物になっていませんか?

今の苦しさも痛みは未来の自分のためになくてはならないもの。

乗り越えた先には、子供の頃になりたかった大人に近づいています。

今一度、自分を信じて前を向いて頑張ってみましょう!

大人の自分から子供の自分へのメッセージ

君に聴いて欲しくて
作った 名も無き歌
いま心のまま 少年のままに 歌えたら
もう一度 君に逢えるのかな・・・

間違いとか 後悔とか
何度も繰り返すけど
あとどれくらい 泣いたのなら 強くなれる?

風のように 時代は行く
失くしながら つかみながら 走ってゆく

生きることの 美しさと
儚さを知る そのとき
この痛みは やがて明日を歌うよ

僕の歌を

出典: 少年/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治