GENERATIONS【My Only Love】歌詞の意味を解説！失いたくない愛へ…どう向き合う？

ここでの『LOVE』とは、相手の女性そのものとも言えますし、主人公の持つ愛かもしれません。

主人公は、強烈に自分の愛する相手を手放したくないよう。

『冷たそうなその手』と言っているのは、相手の心が凍えて震えていることの例えでしょうか。

その手を自分が握って今すぐ温めてあげたい…。

でもそんなことをして許されるだろうか。

もし拒否でもされたらどうしよう…。

そんな感情が主人公の心に渦巻いているとも考えられます。

2人の愛は、壊れそうな状態になっている模様。

主人公はようやっと、「ごめん」とだけつぶやいたようです。

その一言を絞り出すだけで、精一杯だったのでしょう。

それ以降は、お互いに何も言い出せずに静寂が2人を包みます。

2人の、微妙な空気感が伝わってきますね。

『強くなってきた風』は、2人の心の間に吹く隙間風を指すのでしょうか。

2人の状況が良くなくなってきているようです。

主人公の心の中では、相手との思い出が残っている。

『想い出』との表記も、主人公の想いが詰まっていることを表しているようです。

以前は、お互いの心を確かめるように、見つめ合っていたのでしょう。

しかし今は、相手のその瞳は離れたところにあるように感じられるのです。

2人が今いるのは、夕暮れ時でしょうか。

暗くなりかけている時間帯、彼女の瞳から涙が流れ落ちるのも見えません。

『今、君を失いたくない』。

メールでのやり取りのことでしょうか。

もらったメールを、読んで嬉しい気持ちになったのでしょうか。

けれど、返信をしていないことがあったのかもしれません。

送った側としては、返信がないと受けた側が内容をどう思っているかがわからないもの。

それは寂しいものなのです。

主人公が何を願っていたのかも、気づけなかったのでしょう。

もし返信していたら、やり取りを続ける中で気づけた可能性もあります。

やっぱり"君"がいい。

失いかけてから分かることもあるものです。

主人公は夢を追いがむしゃらに走っていたのでしょう。

相手の彼女は、いつでも傍らで見守っていてくれました。

彼女はもう、主人公のたった1人の愛しい人。

その愛しい人がいたからこそ、できたことがあったのです。

そんな相手への気持ちは溢れるばかり。

“君”は主人公に答えを与えてくれた。

答えとは、溢れる気持ちが何なのかということでしょうか。

きっと、“君が愛しい”ということなのだと考えられます。

“君”との出逢いはとてもとても大事で、正に奇跡。

これほどの出逢いは、主人公にとって他には必要ないのです。

言い過ぎというわけでなく、それが本心。

だから、自分を見てほしい。

未来のカギはたった1つしかありません。

それなら、“君”とこじ開けたい。

“君”は主人公にとってたった1人なのだから。

そして、“君”しかいないのだから。