齋藤さんはダンスの苦手なメンバーに教えるのがうまいとのこと。
「欅って、書けない?」の中でも、齋藤さんが人に教える場面が何度か放送されています。
例えば、日向坂46(当時は「けやき坂46」)の井口眞緒さんが初登場したときは首の動きを指導。
欅坂46二期生の武元唯衣さんが初登場したときは一緒に即興ダンスを踊りました。
また、初ワンマンライブの密着レポートで、菅井友香さんが「引っ張ってくれる」と話していました。
齋藤さんが「教え上手」なのは理由があります。
実は、中学校のダンス部で部長をしていたのです。
精神的な要
齋藤さんは面倒見が良い性格で知られています。
雑誌のインタビューで「初心者の子や、年下の子の面倒を見てあげるのが好き」と話しています。
その中で齋藤さんは、メンバーの話を聞いたり、スタッフに対して気持ちを代弁したりしていたそうです。
現在は各メンバーも成長していますが、結成初期は齋藤さんが精神的な要となっていたのでしょう。
ポジション
欅坂46のシングル表題曲における、齋藤さんのポジションを整理してみましょう
- サイレントマジョリティー:三列目 左端
- 世界には愛しかない:三列目 左から二番目
- 二人セゾン:一列目 左端
- 不協和音:三列目 右から三番目
- 風に吹かれても:三列目 左端
- ガラスを割れ!:三列目 左端
- アンビバレント:三列目 左から二番目
- 黒い羊:三列目 右端
こうしてみると、三列目がほとんどなのですが、もう一つ特徴があります。
それは、横一列で見たときに右か左の端になることが多いということ。
アイドルの楽曲では「センター」次いで「一列目」が注目されます。
しかし、グループのダンスという視点で見ると「多角形の頂点」というのは重要なポジション。
ダンスの実力があるメンバーが、頂点のポジションに抜擢されることが多いのです。
齋藤さんは8作中5作で、この頂点のポジションを務めています。
ダンスの実力が認められている証だといえます。
欅坂46のモテ女
これも「欅って、書けない?」でのエピソードです。
メンバーの相関関係を明らかにする回というのがありました。
そこで齋藤さんは4人から慕われていることが判明。
齋藤さんを慕っていたのは、尾関梨香さん、石森虹花さん、佐藤詩織さん、長濱ねるさん。
メンバーが言うには、齋藤さんは話をよく聴いてくれ、的確な返事をしてくれるのだそうです。
余談ですが、齋藤さんの話を始めた尾関さんが突然泣き出します。
齋藤さんが渡辺梨加さんに憧れていると聞いて、尾関さんは寂しい思いが高まってしまったのです。
この回はスタジオ内がちょっとした騒動になりました。
「ねる」と仲良し
先程紹介した、齋藤さんを慕うメンバーの1人に長濱ねるさんがいます。
長濱さんは齋藤さんが時々するモノマネに怒ることなく、照れ笑いをしていました。
長濱さんも、舞台裏では結構悩みが深かったと見受けられます。
そんなときによく話を聴いてもらっていたようです。
あるときは、長濱さんが齋藤さんの膝で大泣きして服が濡れてしまったことも。
そして、2人きりで長濱さんの故郷五島列島に帰省する旅ロケというのがありました。
このとき長濱さんの実家にも寄ったのですが、齋藤さん専用の部屋が用意されていました。
家族ぐるみで歓待していたのですね。
きっと、齋藤さんとのエピソードを長濱さんは家族にたくさん話していたのでしょう。
奥さんにしたい感じ?
齋藤さんは、考え方も割と大人っぽいというか、落ち着いている感じもあります。
「欅って、書けない?」であったバレンタインデー企画。
メンバーはどんな告白をされたいか、妄想の寸劇をするというのがありました。
他のメンバーは、「付き合ってください」という形の告白シチュエーションを考えます。
ところが、齋藤さんが考えたのは「プロポーズ」。
もう、付き合っている状態でプロポーズを受けるという寸劇だったのです。
ただ、このやりとりがかなりリアルで完成度高く、番組内では高評価を得ていました。
PTA会長
齋藤さんの大人っぽさが、ときにいじられることもあります。
中でも印象的なのは、「PTA会長」というもの。
これは「欅坂46」と「けやき坂46」の対抗運動会で生まれた言葉です。
各グループ3人ずつ徒競走に出るのですが、フレッシュな感じがする「けやき坂46」メンバー。
対して、「欅坂46」メンバーは「父兄ですよね」と番組MCからいわれます。
「ひどい」と反論する声があがる中、齋藤さんが抜かれた画像に「PTA会長」というテロップがつきます。
齋藤さんは、メンバーを自然と仕切ることがあるので、「会長」感があるのでしょうね。
ちなみに、土生瑞穂さんには「副会長」というテロップ。
土生さんが「気持ちは10代なので」とコメントしたら「ばばぁが言うやつ」と即突っ込まれました。
この徒競走では「けやき坂46」の小坂菜緒さんが圧倒的な差で1位となり、齋藤さんは最下位でした。