【左耳/クリープハイプ】切なさと愛を感じる歌詞の意味を考察！アルバムリード曲のPV＆コード譜を紹介♪

ここからは「左耳」の歌詞とコード譜についてご紹介していきます。

歌詞解釈は歌詞を全てご紹介した後に記載していますよ。

それでは歌詞とコード譜を一気に見ていきましょう！

A post shared by クリープハイプ (@creep_hyp) on Feb 14, 2017 at 12:50am PST

一人暮らしの部屋。部屋の主はおそらく学生。

付き合いだした頃のような変な緊張感がなくなった代わりに、お互いへの気遣いもちょっとだけ減っている……。

付き合って3年くらい経っている若いカップルでしょうか。

筆者がこの楽曲の歌詞を読んでいて思い浮かんだ情景はこんな感じです。

彼氏のことはとても好きなんだけど、何もかもがポジティブに見えた時期を過ぎ、彼のダサいTシャツについては、結構冷静に“ダサい”と思えるくらいの距離感はあったりします。

たまに昔の彼氏のことを思い出したり、高校生の頃の友達が同窓会に誘ってくれると、あの時代に好きだった人を思い出して“今どうしてるかな”なんて思ったり。

でもだからといって今、部屋で気持ちよさそうに寝ている彼氏のことは1番好きで、彼との関係を壊してまで他の誰かと遊ぼうなんて思っているわけではないんですよね。

今の彼との穏やかな日常は気に入っていて、この日常がなくなることは、想像すらできない……いや、したくないんでしょう。

ただ、自分が昔の彼氏を思い出すように、彼の左耳のピアスホールに彼の昔の彼女の影を感じて、彼のことなんて何も知らない自分がいることにふと怖くなる瞬間があるのです。

彼の左耳のピアスホールに見える気がする彼の元カノの姿は、きっと自分自身の不安を表していて、これ以上不安があふれ出ないようにありあわせのピアスを彼に着けたりして。

“これくれるの？”なんてのんきに言ってる彼にちょっぴりイラっとしつつ、自分が感じた不安を隠そうとする様子や空気感が非常によく伝わってきます。

彼の左耳を見るたびに、きっと彼女はあの日感じた不安を思い出すのでしょう。

恋人の時間というのはいつか終わってしまうもの。

彼に感じた元カノの姿は、いつか彼にとって自分も元カノになってしまうかもしれない不安ともいえます。

いくら心地よくても、相性ぴったりと思っても、変わっていく関係の不安定さを、大変巧みに描いている楽曲だと思いますね。

さて今回ご紹介してきたクリープハイプの楽曲「左耳」はいかがでしたでしょうか。

尾崎世界観のまさに“世界観”は唯一無二の光を放っています。

これからも独特の楽曲で多くのファンを魅了してほしいですよね！

A post shared by クリープハイプ (@creep_hyp) on Aug 22, 2017 at 9:40pm PDT

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