「つよいぞ!ロボヒップ」ってどんな曲?
2018年7月18日、「金爆」ことゴールデンボンバーのメンバー・樽美酒研二は、一人で自宅に籠っていました。
頭を使うのが苦手な彼は筋トレして、その後テレビを見ていたのですが……。
なんと、音楽番組にゴールデンボンバーのメンバーが出演しています。
しかも、スタジオには鬼龍院翔たち3人に加え、もう1人の樽美酒がいるではありませんか!
実はもう1人の樽美酒こそ、AIロボット「ロボヒップ」だったのです。
お払い箱になったことを焦る樽美酒は、ロボヒップを破壊すべく、所属事務所のユークリッドに向かいます。
ところが、ロボヒップは樽美酒になりすましてチケットのダフ屋になり、ネット掲示板に彼の悪口を書き込んでいたのです!
……なんかやることのレベルまで樽美酒そっくりなロボヒップですが、樽美酒はロボヒップと対決します。
樽美酒はあっさりとロボヒップに負けてつかまってしまうものの、なんとか脱出に成功します。
そして、さいたまスーパーアリーナで開催されるライブに出演するため、全速力で走り出しました……。
というストーリーでした
ここまで見てみると、「つよいぞ!ロボヒップ」は樽美酒との対決を描いた曲のように感じますよね。
ですが、歌詞は全然関係ないんです。後ほど詳しく解説します。
そもそもロボヒップって何?
先ほど説明したように、「つよいぞ!ロボヒップ」の主人公・ロボヒップとは、樽美酒によく似たAIロボットです。
上半身はロボコップのような鎧、そして下半身はTバックで、完全に樽美酒とキャラが被ってるロボヒップ。
2018年のツアーでも、歌広場淳にロボヒップがアレを押し付けたりと、まあいろいろとありました。
さらに、樽美酒の飲み物に薬を仕込んで体調を悪化させようとするなど、完全に悪役キャラです。
ロボヒップは樽美酒ではない?
ロボヒップは飽くまでも「樽美酒に似たロボット」です。
まあそれは設定上の話なんですが、どうやら本当に樽美酒とは別人らしいですよ。
というのも、この全国ツアーでは、樽美酒とロボヒップが同時に舞台に現れて対決する場面もあったんです。
誰が何のために作ったのか、そして中の人は誰なのか……気になるところですが、謎は残ります。
ダークヒーロー?
「つよいぞ!ロボヒップ」というタイトルだけ見ると、特撮ロボットドラマの主題歌のようですよね。
ただ、メロディ、歌詞ともに、「つよいぞ!ロボヒップ」はとてもヒーローとは思えない内容です。
世界を守るヒーローというより、世界を滅ぼす邪悪な存在ですね。
まあ、それも樽美酒と被ってる(?)と言えるかもしれません。
「つよいぞ!ロボヒップ」の歌詞
では、「つよいぞ!ロボヒップ」の歌詞をご覧ください。
平和な時代に守られた 人以下の猿が服を着る
無害・有害・無能・有能・You don’t know
直ちに審判を下せ
平成終わりに作られた 人超えた鉄が服を着る
一人、一人、一人、一人、また一人
職を失ってく
あぁ、望まれて生まれた最新のメサイア
新しい世界の幕開けに祈りを!
ロボヒップ
あぁ、報われぬ愚かな人間に見切りを!
今までのささやかな文明に葬儀を!
ロボヒップ
出典: つよいぞ!ロボヒップ/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔