作詞：吉岡治／作曲：原信夫／編曲：井上忠夫
昭和42（1967）年リリース。
グループサウンド全盛期だったころにリリースされた楽曲で、ジャッキー吉川とブルー・コメッツとのコラボ曲です。売り上げは140万枚突破、ひばり史上歴代4位の売り上げを記録しました。
特にこの楽曲は多くのアーティストにカバーされおり、有名なところでは桑田佳祐、ゴスペラーズ、さだまさし、テレサ・テン、天童よしみ、東京スカパラダイスオーケストラ、水樹奈々、吉井和哉らが歌っています。
美空ひばりカラオケ人気ランキング第3位「川の流れのように」
作詞：秋元康／作曲：見岳章／編曲：竜崎孝路
平成元年（1989）リリース。
この楽曲は美空ひばり生前最後にリリースされたものです。同年6月にひばりが死去したこともあり150万枚突破、「柔」に次ぐ大ヒット曲となったのです。
この楽曲も本当に多くのアーティストにカバーされています。ほんのごく一例ですが、AI、五木ひろし、桑田佳祐、米米ＣＬＵＢ、トータス松本らが歌っています。
歌詞から読み解くひばりの唄
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた 人生
ああ 川の流れのように
ゆるやかに
いくつも時代は過ぎて
ああ 川の流れのように
とめどなく
空が黄昏に染まるだけ
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=31506
「でこぼこ道や 曲がりくねった道」まるで波瀾万丈だった美空ひばり人生そのもののようです。作詞した秋元康は当時ニューヨークに住んでおり「川」とはニューヨークのイーストリバーのことなのだそうです。「川の流れのように」まさにひばりの人生を締めくくるに相応しい名曲中の名曲となりました。
美空ひばりカラオケ人気ランキング第2位「みだれ髪」
美空ひばりカラオケ人気ランキング第1位「愛燦燦」
作詞・作曲：小椋佳／編曲：若草恵
昭和61（1986）年リリース。
この楽曲はもともと「味の素」のCM曲として作られました。この曲を歌謡曲にしたいと企画があがり、ダメもとで歌謡界の大御所・美空ひばりにオファーしたところ、快諾されたという逸話が残されています。今でこそ小椋佳は大御所アーティストですが、当時は美空ひばりからすれば無名に近い存在だったそうです。
詞から読み解くひばりの唄
愛 燦燦と この身に降って
心秘かな嬉し涙を 流したりして
人はかわいい かわいいものですね
あぁ 過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね
出典: https://www.uta-net.com/song/31/
